2012年5月7日

蒼月書房にテニスコーツ見に行こうと日本橋いって
まだ時間あるからなーって商店街みたいなん入って
ちょっとペットショップのインコ見てたら
後ろから声をかけられて
70歳の気さくなおっちゃんと
蒼月書房まで散歩。
 
おっちゃんは行きつけの店のてっちり雑炊をいつも二分の一 いくらしいが、
今日は一 フルでいってもて、食べ過ぎたらしく
だから30分くらい散歩せなあかんねん言うてついてきた。
 
蒼月書房着いておっちゃんは「若い子ばっかやなあー入られへんなあー」って言って
入りたがっていた
しかし、私も、ライブ予約してなかったので入れなかった。
がーん!
 
そういえば蒼月せまいもんねー 予約いるよねー そうだったそうだった。
 
というわけでライブ諦めて
おっちゃんとカラオケにいった。
おっちゃんはものすごく歌がうまいかった。
演歌専門だけど演歌ってすごいよね。あのゆらぎね。
 
おっちゃんはギャンブラーらしい。
あかんでーって言いまくっといた。
でもヒマすぎてなー、時間つぶしやねん と
ギャンブラーらしいせりふを言っていたから
生粋のギャンブラーなのだろう。
 
おっちゃんはいいことをたくさん言ってくれた。
「歌はな、いっぱい歌って、自分のもんにするんやで!
 いっぱい歌えば、いつの間にか腹から声が出るようになってうまなるんやで!
 何事も、どりょく!」
 
おっちゃんは昔ギターをやっていたらしい
おっちゃんには左の薬指がなかった。
「仕事で指なくしてから、弾けんくなったんや。でも、ギターは好きなんや」
 
そういうものかー
 
なんと、最近のカラオケは、すごい綺麗なプロのギター演奏の映像と音をバックに 演歌を歌えるのだ。
なにこれあたらしー
 
そして帰宅。
いやー、お腹がすいたんだけど
ご飯食べに途中まで行きかけてたんだけど、
なんかなんとなーく Uターン。
今日は 帰って ゆっくり寝よ。
 
私の専門は直感ではなく
感覚なんです。
 
瞬間ではなくプロセスなんです。
 
おやすみなさいな
 
 

2011年5月18日 「去れドンガク」
 
されど鈍学。
 
「また連絡してもいいのかなあ?」って
君は甘えた情けない声で言う。
私が前に行きたがっていた、でもずっと君が無視していた 場所の話を、
「あそこもさ、行こうよ。休みの日に、遊びに行こうよ」って
君は優しい、切ないふうの声で言う。
 
ねえ、どうしていつも、男と女はこんなふうになってしまうの?
ねえ、どうしていつも、本当に欲しいものは手に入らないように出来ているの?
 
ぶつぶつ呟きながら気がおかしくなったふうの君を、
きっと私は誰よりも可笑しいと思い、誰よりも愛でたいと思っている。
 
頭を抱えてうずくまる君がいても、私には、助けてあげられないんだよ。
だって私は、君が一人で立つことなんてこれっぽっちも望んじゃいない。
君が泣きながら私にすがりついてきてくれたら一番いい。
最高に愛しい、だから最高に、憎らしい人。
私がいなくなって、もっともっと、惨めに悲しめばいいのにね。
苦しくて、認められなくて、情けなくて、どうしようもなくて、行き先なんてどこにもなくて。
もっと可哀想になればいいのに。もっと泣けばいいのに。
 
そうしたら、私が愛するのに。
 
そして、写し鏡である あなたにとっての私も、同じように扱われる運命しかないんだよ。
わかっているのかな?
わかっているかい?

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