かみ一枚の運

客観的にみて、すごいことをやってきて、やり続けていて、目がキラキラしている人の話。
すごく遠い世界の話のようでいて、すごくわかることが沢山あった。
それは一年前の私、二年前の私にはけっして理解できなかったことだった。
 
紙一枚ぐらいの運で、生きているし、なんとかなるし、立っているだけなんだ。
そーだよなあ。運だよなあ。
 
でも紙一枚が回ってきたときに、つかめるかどうかは、
その人の「やってきたこと」次第なんだと私は思う。
実際そうだったので、それはもう本当にそうだと思う。
 
いろんな人を見たり、関わって、いろんなことを経験したり、
そして私はここにいるのですが、
すごい運がいいからなんだなあ。って。
 
きのう友だちに叱られたけど、おまえ周りにどんだけ恵まれてるねん、なんでそれがわからんねん、っていわれた。
わかってるよ!…なんとなく。
でもそれは私の力じゃないなあっていつも思ってきた。
謙遜でも卑屈でもなんでもなく 私の力じゃないなあ、って。
紙一枚の、運だったなあ。って。
 
人の関係ってやつ を 大切にするチャンスが今はあるんだろうか。
ほんとうだろうか。
まだ生きられるのだろうか?
あんなに、もういらない、って言ったのに?
あんなに、もう何も無い、って思ったのに?
 
 
繋がりとか、絆とか、うさんくさいことばにウエッてなるけど
でも、そういうことを本気で堂々と言えてしまう人とか、
目をキラキラさせて宣言してしまえる人を見ていると、
とても 不思議で、ああ、あなたはいいなあ、 って思う自分がいる。
 
うらやましくて仕方がなかったんだ。
でも今はそのことに気づいてしまっている。
 
堂々としていさえすれば、嘘くさいことも、恥ずかしいことも、なんにも恐れることなんてないのに。
 
目の前にいるあなたに、会いたい。
輝く瞬間をもっともっと見せておくれよ。もっともっと。
 
人間をもっと、見ていたいだけだ。
その中に自分も、居たいだけだ。
不純だと言われようが、からっぽと言われようが、意味ないと言われようが、私はそのために走る、そのために生きている。
 
どうでもよくなくなくないことは、ほとんどないでしょ。そうでしょう?
 

言えることは何にもないけど、あなたの楽しみになりたい。
悪い夢も一緒に見れたら、ホラーみたいなものでしょう?
 
言いたいことはほとんどないけど、あなたの笑顔を見ていたい。
楽しい夢を一緒に見れたら、他にはなんにも…、 なんでもかんでもは、いらないよ!
 
(ピンクフラッグ/エンペラーめだか より。歌詞は順不同でてきとう)

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