2012年10月19日

みんな自分がまともだと思っている。
みんな自分の世界がぜんぶで、
それぞれの範囲を、生きている。
その中の、ひとつひとつの嬉しいこと悲しいことの平均が、
その人の世界の常識的振れ幅になり、日常になる。
 
それを越えることが全然起きないと、退屈だと思うだろうし、
それを越えることがたまに起きると、驚いて、
その感動を誰かに伝えて自慢したり、あるいは不満を言いたくなったりする。
 
つまり、人は自分の予想の範囲を生きている。
自分の脳みそが想像しうる範囲を、自分の持ち世界として持っている。
 
なにが当たり前で、なにが失礼で、なにがアリエナイことだとか、
人によって癖が違うのは、
それぞれの生きる日常が違うからだし、
それが「価値観」ということばになって、
人の考え方生き方を名付けている。
 
当たり前のことが起き続けても、当たり前だとしか思わない。
でも、その人以外の他人からしたら、
それはありえないほど特別で、贅沢な「範疇外」の出来事…
かもしれないね。
 
なにが幸せで、なにが欲しいか、
なにならずっと大事にし続けられそうなのか。
どういうキャパで、どういう自分として生きていたいか。
 
当たり前を大切に続けることも、
たまにしか出会えない特別に酔いしれるのも、
どっちも大事だと思うけど、
ただ、当たり前の事は、大事だってことを忘れられてしまいがちだから、
そっちも大事なんだってことを、意識しておかないと、
バランスはとれないんだろうな、
って思う。
 
 

2012年4月6日 「無礼くあうと」
 
スーパーで買物。
 
晩御飯 :ほうれんそうじゃこ卵+鳥肉いため
まあそこそこうまい。めしめし。