どこへ行きたい、どこで生きたい

うごかれなくて
ねても ねても だるくて。
うごかれなくて。
体に力がはいらない

起きて、
10分も待たずに家をでた。

きみはわたしと話してて楽しいのだろうか。
きみはわたしといて、楽しいのだろうか。

確かに感じる、がんじがらめの重力。
逃げることなんてぜったいできねいけれど、抗う。にんげんだからね。

とまるな。
とまったら、つぶされてしまう。

ひとの頭のうえ、二重にも三重にもなった高架の橋のしたに、京都行きの電車がとおった。

飛びこんでしまえれば、
果たして楽になれるだろーか?

どこへ行きたい、どこで生きたい?

廃棄物にまみれた工場からただよう、
汚染されたにおい。
まっくろの海
人がいない空気、あぶない雰囲気。
室外で遊べない、屋内だけの幼稚園をみた。

おーーーーおきな排気口 がばっとあけて、
ごーんごーん、唸り声をあげて回り続ける、どんどろの機械をみた。

海沿いをみたくて、渡りたくて、地図をみて行ったけど、
望むものがなにもなかった。
これがぼくらの生活の利便さを、裏でささえている世界だろおか?

あまりに生が とおかった 気がした。
世界が提唱する、クリーンで健康なくらし。
なんだか全部が でっち上げに思うた。

君に会いたくて、
君に会いたくて、
たくさんの夜を駆けたけれど、
なんだか、くたびれたな。

けど、
自分に嘘はつかないよ。

君にも嘘はつかないよ。

傷ついても、気持ちひとつあれば、
また歩き始められる朝があるって知ったんだ。
君が教えてくれたことだな。

またどこかで会える。
想いあえるかはもう、わかんないけど、
自分が想っていれれば、願っていれれば、
きっとわるい方へはいかないだろー
と、思った。

遠くへいった。
どこへいっても、私でした。

歩いた。君と言葉を繋ぎながら。
君が私のことを覚えてくれている、
私も、君のことを覚えている。
だから、こわくなかったんだよ。

ただ、立ち止まることだけ怖かったから。
置いてゆかれる感覚だけ、怖かったから。
きみに頼りきるのは違うんだって、もう、わかってたから。

言葉途切れたとしても、
電波つながってなくても、
思いあってればきっと
会ってるのとおんなじだと、

昔の人が、言ってたらしいよ。

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