人生のギフト

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最近、自分が生まれてきた意味について考える。
いや、わかっている、客観的に言えば、意味なんかない。
そんなことを考えるのは人間だけだ、
理由とか 理屈とか 正義とか 倫理とか 合理化とか
そういうことを考えるのは、
言葉で思考をまとめられるようになって
目の前に「ない」ことも 「ことば」を使って具象化し 扱うようになったからだ。
 
けれど最近、自分が生まれてきた意味について考える。
 
全ての出会いには意味がある、という言葉を
どう考えても 否定できないからだ。
むしろ完全にその通りだなあと 経験則による直感から、本能で、思うからだ。
 
そう思う理由に、理屈は存在しない、
でも間違いなくそう思う。
 
全ての出会いには意味がある、
では全ての別れには?
・・・ああ、あるだろう。確実にあるだろう。
 
では、自分が生まれ、死んでいく、その意味は?
 
そこではどうも、うなづききらない自分がいる。
 
そんなものなくても人は生きる。
だから立ち止まるな、前を向け、過去に背を向けろ。
 
わかってる。合理的で、正論で、間違いない言葉だ。
でも、その言葉は、発してしまうことで、
私にとって、大事な何かを確実にそぎ落としていっているはずだ、と
気づいた。
 
誰かが泣いてる気がしている
それには自分が含まれる、
きっとそうでなければ、こっち側の人間でなければ、わからないことがある、
自分が自分で、こうして、曲がりくねりながら、誰かに嫌われ、誰かに愛され、
誰かと戦い、誰かを傷つけ、誰かを思いながら、
何度も死んだつもりで、それでも死にたがり、
それでも死にきらず、
生きて、きたことにはきっと、
 
きっと何かの意味があるはずだ。
 
 
 
・・・
 

2012/12/26 一旦セーブ
最近ええバンドにいっぱい出会えてうれしい。
ライブハウス行って、お目当てのアーティストいっこで対バン(その日出演する他のアーティスト)との出会いが、ものすごく楽しみである。
 
出会いって一回目が、すごい重要じゃないすか。
何も知らない状態で挑むか、予備知識持って挑むか、とか、
自分の心がどんだけその時、音に対して開いているかとか、
で最初の印象はだいぶフィルターかかってしまうわけですよ。
 
でも、それも含めたうえで、出会いって一回きりなんですよね。
 
まめのきウェンズデイ、
江添恵介&Crawl、
モルグモルマルモ。
 
ああ、こんな音楽が!
初めて感じた音だった!
私はべつに音楽に詳しいわけではない、でも、自分なりに色々なアーティストを見てきたつもりで、
それでも、こんな音が存在するだなんて。
想像してもなかった!
 
音が混ざり合って、リズムが時間をあやつって きざんで、
想像したこともない世界に、出会えるということ。
 
私に足りないのは想像力だと、昔から思っている。
 
そして最近、二言目には死にたいと口にしてしまいそうになるのを
我慢して生きているようなところがあった 私が、
なんとか生き延ばすために、意識する言葉。
JOJO広重さんのブログのことば。
 
「今、想像している以上の未来に出会うこと。
人は、かわれる。十年、二十年かかったとしても、変われる。
そして笑いながら、成長していく。」
 
今日の私は、今の自分が求めている言葉に、出会えた。
聴いたこともない、うたのなかで。

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