あうとおぶ

いちどは眼中入ってなかったけど珍しくすげー嫌いなやつの顔が写真にうつっているのをふと見つけてしまって、でもやっぱり前にも見たやつと同じで何度見てもすごい性格の悪い顔になっていってるからなるほどなあと思うけど私もそうなのかもしれんね。
 
こないだ仕事おわってまっすぐスタジオ練習だったときのはなしだけど、
携帯の充電器はいつも持ち歩いてるけど充電ケーブル忘れたため、会社をでるころ充電きれててあーやばいと思って コンビニで100円くらいのケーブルを買ったのだけれど、前買ったときはふつうに使えたけどどうも今回のは不良品らしい、つなげてもなんかガタガタ接触わるくって充電がいっこうにされないので諦めた。
 
携帯で録音とかもしてるわけだから必要で、そんだけあがいてはみたけど、
久しぶりに携帯なしで移動してみて 気がついた。
どれだけ自分がこの機器に依存して生きているかということを。
 

いつでも繋がってる
いつでも繋がりあえる
そんな便利な道具を
発明したぼくらは

 
あーこっちがリアルなんだなー気付かずにいたなあー
と思えるくらいには、ぼくは何かを吸い取られているらしい。
麻薬みたいなこの機械たちは、それはそれで、必要なときもあるのだ。
だって、でなきゃ僕にはこの孤独は、いちばんの望みの叶わなさは、
気が狂いそーだよ。
 
わかんないだろうか、わかんないだろうね。
そんなふうにいじけるのも もうやめたくて、
何かしつづけてなきゃ いてもたってもいられなくて、
今ここにいるけど、
それって前向きってことなのかな?べつに前向きになろうと思ってこういう現状なわけではないのだけど。
 
そうむずかしく考えるなよって人はいう。
わかるよ、今はそれも、わかる。
でもさ、おまえらが考えなさすぎってことは?
 
かんがえないのか、
そっか、そーだよな、
そのほうが楽だし 他人事だもんな、
ぼくだってそーだもんな、
そーだよな、
 
そんなふうに
他人と自分をすりあわせるたびぼくは
すりきれていった、
近づけようとすればするほど、
この世界に絶望してしまうから、
どんなに好きでも近づいたふりができても
決定的に理解しあえることは決してないということが前提で、
 
それは、それで、
とても、
かなしい、
さびしい、
 
でもそのかなしさやさびしさは
あなたがたにとって
何でもないことなのだろうと検証されてしまう。
 
わかんないだろうかな、
わかんないだろーね。
 
いいよ。いけよ、ぼくも好きなとこへいくよ。
 
一人で歩けるよ。
 
おれと話してる時間なんて
 
あんたには ないだろ、

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