私は勤務態度は非常に真面目なのがウリです。
だからちょっとだけ やさしくしてね。
お洋服をごく普通に 裏表ぎゃくにたたんでても
ちょっとだけ ゆるしてね。
四ツ打ちの曲で、
SUMMER ちんちん補正♪
もしくは
貴様ー ちんちん細っせい♪
ときこえてしかたがない曲がながれる。
ニヤニヤしながら店内をクイックルワイパーがけする。
テンションだけあがるが、しょせん頭の中は雑念すとりっぱー
お客さんが入ってきたので後退したところ マネキンに突っ込む。
業ご郷
さて、聞いてください。
私は最近 服を売っています。
どんな服かというと、
サーティー越えた 脂ののった マネー持ってるちょっとセレブな女性向けの
カジュアルラインとはいえ カーディガンが一着 七千円とかする
見た感じしまむらでもどこでも売ってそうな超シンプルなしかし 私は絶対着ないであろう
服です。
一生関わることがなかったよな場所に毎日立ち続けていると
ぜんっぜん普段生きている場所と違う 層の人たちと、ふつーに関わることになる。
ああ… 不思議だ…
ういとる…ういとるよわし
ああでも そうね!
言っちゃうよ!わたし言っちゃうよ!
ちょっとアンニュイで恍惚な あの意味不明な響きをもってして!
「いらっしゃいませぇー どぉぞごらんくださいっまっせぇー」
郷に入るのは簡単でも 郷に従うのは簡単じゃないね!
Seed of Soul
ほねほねわんわんお
ほげら
塀牢院
吐き気がひどい。お腹から喉のうえあたりまでがずっとグルグルしている。
いったい何のために?
罪悪というものがこの世に存在するにあたって、必要なのはそれを罪悪とさけぶ誰かである。
果たして私に罪悪を感じさせているやつは誰か?
誰か?誰か?誰か?
そして私はそんな奴の言うことなんか聞きやしないだろう。たとえそれが自分自身であっても
神は言うた、油断をするなやと
私はあなたを信じるわけじゃない、私は、私のためにしか生きないからである。
けれど、暴かれるものなら暴いてくれ、裁かれるものなら裁いてくれと身を投げ出すのもわけのわからない人間の性質である。
得体のしれないそれに、いつかいつかと待たされる恐怖を、肉体と本能が知っているからである。
だからあなたを信じたくもなるんだよ。
げすいやろ?
さあ、罰を与えたまえよ。
ざつねん素トリッパー
一年もまえをおもう
1月1日の衝撃が今頃やってきているのだけれど
じわじわと
あの景色で新しくはじめられる何かを
考えては すてて
考えてはすてて…
…考える くらいなら誰にでもできるし、私じゃないほうがうまくいくんだろうなああ
何がしたいかが全てだよ あすみさん
…私のひとみのなかに他に誰がいるっていうんだろう?
やっぱり私しかいないんじゃなかろうか?
それでも、そう生きることが望みならそれでいいのだろうけれど。
でも私を一番よく知るひとは、あの言葉選びの天才ロクデナシは、こう言う。
普通がワカラナイって嫌うけど、普通がワカラナイって泣いてるあなたは、
やっぱり普通を求めているんだろうと思うよ、って。
当たり前なんてどこにもなかった。
いつの時代も、どの場所にもなかった。
ただ自由に、私のありのままで生きていきたいだけ。
私の望みはそれでも、それ以上、
人のそばにいたいと思いつづけることと深く繋がっている。
だからくるしいんだろうね
考えては すてて、
それでも少しずつ進んでいる。
スピードは遅くても 気持ちはゆるくても
あなたとは違う方法で
愛してる、そして 愛してる、そして 愛してる、そして
愛してる、そして
「やっぱさ、楽しいことしかやれないよねー」
そう言ってたかれのことを、私はどうもへんな顔で見たとおもうけど
それは文脈が 個人的な感情にふれて むかついたからであって
その言葉と意味するところには激しく同意だよ。
あたりまえ
不愉快もない、不自由もない、ただのいしずえ
苦しみのない、わだかまりもない、ただの延長線
ひとより少しだけ
時間の流れがゆっくりで
過去が今に与えつづけるように
生きるひと
苦しいのは誰のせい?
浮かぶ似顔絵
きみの笑顔とうた
ひとは悲しみのなかに
乗り越えるべき今をみる
忘れてしまったこと
忘れられずにいること
忘れてほしくない、こと
不公平もない、生きるというこのステージのうえで
犬や猫のように
生きるひと