にゅうとう

夜の道をあるいた。
日付がかわろうとしていた。
紅葉が、紅葉していた。
家の狭い横道をずうっとゆく。
ああ。そこに、人びとがいる。
寝息をたてて、住んでいる。
深夜のひっそりとした高架下の住宅街は、
日常のすべてを、非日常のなかに放り投げられて、
街灯のもとに、異様なかがやきを放っていた。
 
ああ、きれいや。この世界。
きれいや。
 
生まれてこなければよかったと思うことが何度もあった。
これからも何度もあるだろう。
けれど、生まれてきてよかったと思うことも、何度もあった。
これからも何度もあるだろう。
 
生きる、それにただ意味はなく、
理由もなく、理屈も信念もいっさい関与せず、
いかれても生かされているんだ。
そしてそれが全てである。
そこから生まれる全てが、ほんとうのことだ。
よ。

空は空、空おそろしく空まわる

(そらはから、からおそろしくそらまわる)
 
何がこんなに怖いことがあるのでしょうか
自分を諦めているような。
どうしても自信がもてないのか?
理屈ではわかっていたって
たがを外すすべを忘れてしまったらどうしょうもないです。
 
自分で生きていかれないのであれば、といっつも思ってきたけれど。

しろざとう

ビー玉みたいに散らばった 思い出を集め
馬鹿みたいに綺麗な 今日の空に浮かべた
ある日、僕が携帯の着信音で目覚めたら
そんなわきゃないのに 君の声が聞こえた気がした 
 
自由すぎるこの国では 不自由こそがステータスで
スケジュール帳を文字で埋めては 忙しそうに笑う
 
夕暮れに浮かんだ あの日の僕の笑顔は
今日みたいに疲れた笑顔じゃなくて
 
あの日、夢を見ていて 狂ったようにギターを弾いてた
あの時の僕は変わった今の僕をきっと笑うんだろう
 
夕焼け空のにおいは 今日もまた変わらずに
僕の背中を真赤に染めてゆくだろう
 
今日は夕焼けがやけに綺麗だから
ガラもなく 口笛なんか吹いて
君のこととか思ったりして
 
今日も明日も、たぶん明後日も
僕はきっとまた何度か
迷って、泣いて、怒って、笑って、
君のこと思ったりして
 
(白砂糖(仮)/hiyoko より。歌詞はちょっとてきとう)

 
 
私がいなくても、音楽をやればいいと思う。
 
できるよ。

ぽっぷとは

私の頭の中で、既存の曲でないギターの音が鳴ることがたまにあるのはあるのですが。
いつもその音は、ギター2本ぶんなんだな、そういえば。
 
私はギターをしらない。
けれど私も一本のギター、なのであろう。
 
気づいたときにはもう、そうなっていた。
気づいたときには、妄想
なってた。
 
みぶなのお漬物をシャクシャクつまむ。
メールボックスの整理した。
二年前の記録を読み返す。
四ヶ月前の自分に出会う。
 
濃い目のゆずしょうが茶を飲む。
ゆずとしょうがの黄色い飲み物と、その隣に緑色の、みぶなのお漬物。
きれいかった
きれいやのに、更においしい。それはすごい。
それとも、きれいやから、おいしいのか。
いやいや、おいしいから、きれいに見えるようになっとるんか。
 
アント

あらためはしない あきらめもしない

そういやこないだお父さんに会ったときに
お前、今日はまだましな格好しとるじゃないか!と言われて、
別にいつもと変わらないつもりだったので
人のふつうというのはやっぱり とても適当で微妙でよくわからないものだなあと
 
高校の時からおとーさんには、見た目のことでがっかりされ倒しているから
今更なんだけどな…
 
おとーさんの余計な一言
「それでお前さ、もっと化粧して化けてさ、脚ふとすぎるからもっと痩せてさ、
 そしたらまだ、ひょっとしたら、いけるんじゃないか!?」
 
…お父さん、私をどこへ行かせるおつもりですか
 
とりあえず乙女心が傷ついたとか言っておけばいいかな…
乙女心ってなんしょね
でも、「思ったより乙女なのね、、、」って誰しもに言われるので
私が思ってる以上に私は 乙女には見られてないってことですね…
いや、納得なんだけど 納得いかないな…
ふつーだよ、ふつー。私のふつー。私のスタンダード。
 
 
 
嫌ならイヤって言って、嬉しかったらありがとーって言って、
楽しかったら笑って、悲しかったら泣いて、
合わなければぶつかりあって、我慢するなら自分でちゃんと抱えて、
そうやって、生きていければいいのんになあ。
 
みんな、人のせいにしてばっかり。
 
気ーつかうのって、ぎくしゃくしてしまってうまくいかん。
嘘ついておべっか使ったって、どうせすぐバレる。
思ってないことは言いとうない。言えたとしても、どうせバレてしまう。
嘘つきで、嘘つくのんが当たり前の人らが嫌い。
それを全部思いやりって言葉でくくれてしまう輩が嫌い。
思いやってわかってもらえひんのも、嘘つくんも、自分の勝手じゃろうが。
背負えよ。ぼんくら。薄っぺら。
 
うまくいかん。わたしは疲れた。
 
そう、これは、誰の話でもないのよ。
私のこと。
 
誰も変わらなくていい。
でも、私がそう思っていることは、許してほしい。

打菅舞音

だすげまいね
 
 
ピナ という映画が気になっている。
あと 映画版 ヒミズ。
 
ピナ は、踊りに生涯をかけた人の映画らしい。
映画館の予告編見たらすっごい観たくなっただけなのでよくわからない
 
何かひとつのために人生をかける、いのちを燃やすということが私には
できない。
と思う。
しかし、できるとすれば、多分それは、
「いちばん好きな人」のこと、なのだろうな、とは思っている。
 
恋と呼ぶにはいささか生ぬるくって(生ぬるいのが恋か?)
愛と呼ぶにはあまりに生ぐさくって(生ぐさいのが愛か?)
この感情を何と呼べばよいのかいつも困るけれども
私が何かのために命をかけるのは、きっとこの気持ち、
自分にしかわからない、他の誰にも理解されはしない、
この感情のために、であろうな。
 
本能的すぎるとよく言われます。
しかしそう言われても私は嬉しいだけなのだからしようがない

やくしマる

作り置きしといた おしる が
おかずにしては薄味やったから
ちょっと塩こしょうふったら
舌にビリビリきてしもうた。
 
喉ごしすごかった
 
でも刺激物は好きで もともと。
 
 
麻薬みたいに
酒はいらな 心のタガはずせんやつには なりとうない。
 
って言いながら最近 酔っ払ったノリにかこつけて電話かけてる気がする。
ざざざざんねん
しょうみ 全然酔ってはないのよ。意識はしっかりよ。
でもねエ.. ざんねんねエ…。。
 
「たまに」だから楽しいのも わかるの。
そりゃーそうなの、珍しいものが 刺激だからね。
でも、「たまに」をわざわざ作りださんと楽しめない、なんて
勿体無いじゃあないかいの
 
 
日常が好き。ひとがくらす、その風景が好き。
それを大切にできない私も確かにわたし。
だからこそ日常は、日常たりえるのだが。
 
喧騒、誰も知らない場所、遠い風のはこぶ場所。
決められたレールと、与えられたルール。
生活があって、いのちがあって、
それはつながっていて、
そこには必ずしも、ドラマがある。
 
生きることは、それ自体、劇薬だ。
与えられた以上、「いのちをかけて」生きねばならぬ。
そう思いたい。たとえそうでなくっとも。

ところてん

最近、自炊が始まっています。
やるやん
とはいってもあいかわらず 焼く オア 煮るの二択
 
あっ…きいて!
クリスマスプレゼントもろてん!
わー!
うおおお!うおおお!(ガホ!ガホ!)
 
エヘヘヘ シリコンスチーマーがうちに来ました。エヘヘヘ
赤いやつです。エヘヘヘ。
赤は、今年の私のチャレンジカラーです。
けっこうところどころ赤かったかと思いますが どーだったでしょうか。
貰い物の赤いマウンテンパーカー失くしたことだけが今年の最大の過失です。
思い出すたびに死にたくなる。年末は寺で懺悔
 
話はいつもぶっとびます。
シリコンスチーマーにより 蒸し野菜とかが簡単にできるようになりました!
冬だから、最近はスープを作りまくってます。うまし。
いつでも食べられるし!
 
 
お腹が空くことは、それだけで、幸せなことです。
しかし、それも当たり前になってしまうときっと、いずれ、
お腹空くの面倒くさいなー とか思うようになるのでしょうね。
 
当たり前のことって幸せなことなんだなー なんて、
当たり前じゃないことを覚えてる間しか思えないことやね。
歩けるってことも、目が見えるっていうことも同じで、
もっとひろく言ったら、生きていること、それだけで幸せのはずなのになあ。
でも、そーやって心から思えていたら、私はこんなことは書かないのだろうなあ。
何がこんなに飢えていて、足りなくて、悲しいのかな。
 
 
くるしくて 悲しくて
 
動けない
 
それでも、行かなくちゃ。

ゆうさん SO うんどー

わくわくしたり
どきどきしたり
ぎすぎすしたり
いらいらしたり
めそめそしたり
頼ったり
頼られたり
疑ったり
不安になったり
確かめてみたり
 
ああ、かわいいなあ って思ったかとおもえば
急にキリリとした表情みせて落ち着いたようす。
 
生きていくために必要な目くばせや、
自分を守るために、必要なずるさや、
思い通りにやるために他人を騙すウソや、
そういうものが見えたり隠れたりで
いやで、かなしくて、切なくって、苦しくって、
それでも愛おしいというだけで、
何もかも許してしまえることもある
感情論。
 
ひどいめにあっても、やり返すやつも、やり返さないやつもいる。
 
人間は面白い。
生きることは、騒ぎだね。

朝つ ゆ

目の前でバスに行かれる。 あああ…
祝日、バス停のまわりで交通整理してる人達の言葉を上の空で聞き流し(すんません、本気で焦ってました)、
ダッシュして別のバスに飛び乗りました。
そしたらぎり 間に合いました。
 
でも会社は開いてなか 以下略
 
コンタクトレンズ買いに薬局へ行ったら、
私の欲しいコンタクトレンズが扱っていないようす。
うーんおかしいなおかしいな
なんだかうまくいかない
 
帰って、ししょーと電話した。
今でも私を見捨てずに真剣に話をしてくれる人がいるというのは不思議なものです。
何が私のためになるかなんて自分で決めて自分で責任とるしかないけど
それでも その人なりに 私のことを考えてくれてるのは
嬉しいです よね。
 
他人のことは「ふーん」であくまで他人事のよのなか?だから
(よのなかって何?とか言い出すときりないから ニュアンス適当)
嬉しいす。
 
そして何かが この世界と、ひとをつつむ大きな何かが
とても かなしくて、残念です。
(それは自分に対しても思う)