定点付箋

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遠ざかる信号機の音
誰かのくしゃみ
噂話、トーンの高い笑い声
 
人ゴミの中にたった一ツだけ、
おのれの”日常”を探している

toss ター

お休み。
 
晩ご飯はひきにく・もやし・イエローカレーにした。
(ペーストの素を入れるだけの簡単なやつだよ)
 
最近、夏特有の食欲のなさと体のだるさにグロッキーなってて
頭痛は全然おさまらないし、食欲も沸かないし、参ってたんですが
うん、いつもながら グリーンカレーもしくはイエローカレー・レッドカレーは、
一食につき 鍋 まるごといけちゃうよね。
デスヨネーデスヨネー
 
今日はなんとなく すっごく すっごく Radioheadが聴きたくなったので、
夜からひたすらRadiohead流して作業。
それがもう、 …ッたまんない。 何だろう、これ。これ。これ。
 
味覚が年を重ねるにつれ、色んなものを食べるにつれて
好みも徐々に、どんどん変わっていって、
急に、今までおいしくないと思ってたものが 「あれ?おいしいじゃん?っていうかイイ!」
ってなることがあるように、
 
Radioheadの曲もまた、私にとってとっても顕著な 年とともに心に響くようになったものの、一つ。
初めて聴いた時は ほんとに数曲で眠りに落ちてしまったぐらいの眠さでしたが、
(いや、今も、曲によってはすごいぐっすり寝れるんだろうけど)
なんか ドーパミンとか色々分泌されちゃう系のぐわわわ!って、テンションになる。
ぐらい、すごく、いい。何だろう。 うわうわうわ!って。
やばすやばす。
 
ああ やばい! 最近あんまり聴いてなかったから、急にキて、その爆発力がまた ヤバイ。
そしてまた、「進んでいる」ことを感じた。
別に私レディヘについて全然知らないし、そんなファンでも何でもないんだけど、
疼き出してたまらないこの気持ちは、揺さぶられる感覚は、
私にいつも、生きていることを実感させてくれる。
 
これがなくちゃあ、って、やっぱり思う。
ここ数日、音楽に対して心がとじていて 何を聴いても全く何も感じなくて、
どうすっかなあって思っていたけど。
 
これも一つの連鎖反応なんだと思う。
 
ウンウン、ってうなづいて、あなたの目を見る。
その目が優しく笑って、私にまたうなづき返す。
あなたが笑うのが嬉しくて、私も、笑ったんだ。
 
それがどんなに奇跡的な出来事であるか、
あなたにはわかるだろうか?
 
そして私は思う。
私は、あなたを悲しませたくない。
そのために何をするのが一番正しいのか?
そのために私に、何ができるのか…。

トマト、エチレン、トマト

のーもあぱたーん
 

 
気違いじみた思想に口の端ゆがめて笑うたりするよりも先に、
ことの発端となるような出来事をひとつひとつあぶり出してみるよりもまずは、
此処に個々の体温が存在するということを。
もっと感覚を研ぎ澄まして、ひたすらに。
 
…相手にされないと、すべてが無価値に思えて死にたくなるけれど、
優しくされても、どうにもなぜだか、死にたくなるのです。
だから前にも言うた通り、きみは私を、嫌ってくれればいい。
 
多分もう戻れないところまで来ているんだろうな、
 
私も、あなたも。
 
でも、君は、やらなかったんじゃない。やったんだもんな。
おれが、だめなやつなんだよな。
 

みかた ひとつで


 
化け物に襲われている。
ずっと聴いてなかったから音楽が足りないのかなと思って聴いてみたけど、
あー全然響かない。何も感じない。
雑音になっていました。
とじているな。
音楽は、心がひらいてる時にしか力を発揮しません。
つまり自分の視点ひとつなのです。
だからやめ。
 
鏡に向かって唱える
お前は誰だ?
 
狂うなら、はよう狂ってしまえばいいのに。
でもそんな都合のいいふうには
いかないね
 

性格が出るところ

なす、グルテン、なす


 
私にできること、私にとって必要なことと、私を必要な人の私を必要な理由と。
意外と、頑丈です。野生です。
でも思ったより弱っちい。
半端もん、根性なし、四分丈(しぶた)でなさげの ぽんことんとちーの。
 
ああね。

立派ってなんだろう、恥ずかしいってなんだろう

「世間」ってなに?
 
「世間」って、あなたのことだろう?
 
いつもお母さんに言われてきたのは
「恥ずかしいことばっかりしないで」って。
 
「立派で、誰にも文句言われないような、偉い人になってよ」って。
 
あれをああやりなさい、これをこうやりなさい。
 
でも、それがどうしてだか、わからなかったのね。
今もわからないでいる。
 
どれもこれも、他人が当たり前にやっていくようなことは、私にはちっともうまくできないのね。
でも仕方ないから、真似っこで、となりのやつがやってることを一緒にやってみたりする。
たまにうまく真似できたりすると、褒めてもらえる。
でも、やっぱり劣化コピーばかりにしかならなくて、
「どうしてそれができないの」
「どうして頑張らないの」
って。
 
わからないし、できない。
どうしてやるのかが、わからないから。
どうして頑張らなきゃならないのかが、わからない。
頑張るって何かが、わからない。
頑張る理由を、私は、持ってないからだね。
 
わたし、お父さんもお母さんもいて、幸せだよ。
わたしは、私だよ。
ただ、褒めてほしい。
私が私であることを、
認めてほしい。
私は、ここにいるって。
何もできなくても、私は生きているって。
証明したくて、されたくて。
いつも、いつも、
いつもいつもいつも、そうだった。
 
だから私は、家を出たがったし、
だから私は、いつも、自分とは何かを、自分の価値を、
他人のなかに、世界のなかに、探してしまうんだろうなと思う。
 
 
 
穴を掘っている。
うん、その通り、その通りだよ。
 
壁をこえようとするでもなく、
道を戻るでもない。
 
 
 
おかあさん、
 
生まれることも死ぬことも、
私にはさっぱりわからないけれど、
 
愛することは
勝利することじゃないと思うの。
愛することは
他の誰かの価値観のなかに
自分をねじ込むことじゃないと思うの。
 
愛することは、いつも命がけ。
愛することは、自分ひとりでは成り立たない。
愛することは、ときに自分を殺す毒にもなりうる。
愛することは、だから、私にはとても難しい。
 
おかあさん、
愛することは、ある種の恥を、
自分のなかに深く、受け止めてしまえる、
そういうことでもあるんじゃないかなと、私は思うのね。
 
「世間」ってなに?
生きるって、なに?
私はどうして生まれたのかな?
私はどうして、生きていかなきゃならないのかな?
それを、あなたが決めるの?
それを、あなたがくれるの?
全部の責任を、あなたが負ってくれるの?
 
私はねえ、
そんな人生は、いやだと思ったんだ。
確かにあなたが必要で、確かにあなたが支えてくれている、
 
でも、私は、私以外になれないと、思ったんだ。
 
あなたのやってきたことの価値を、あなたが大切に持っている愛のかたちを、
他の誰かが決めたり、奪ったり、貶めることが、一体どうしてできる?
 
一番怖いのは、
自分の価値や可能性や愛するもの、生きるための理由を、
自分の中にどうしても、自分が、見出してやれないことだよ。
何も望むことがないことだよ。
何も悔しいと思わなくて、
何も嬉しいと思わなくて、
涙ひとつぶも流れない。
幸せも、不幸せもなくて、
ただ一切が、過ぎてゆく。
 
死ぬってそういうことだと思うんだ。

つなぐ るぐる


 
もうだめだ ってなってる時に
それをやり過ごせるかどうかって、
運だと思うよ。
 
私は、それをやらない 理由を、持ってるはずなんだ。
運でもなんでもいい、やらずに、やり過ごさなきゃならない。
 
だって、私に関わってくれる人ら、みんな、
いい人なんだ。

レーン差


 

 

 
京都駅から歩いて帰る。
途中、かなり激しい通り雨をくらった。
もうすぐ家に着こうというところで、
建物の下に雨宿りして、困っているふうの家族が3人いて、
お母さんは一本だけ傘を持ってるけど、お父さんと子供の傘が無いみたいで、
2本持っていたうちの一本、傘をあげた。
 
いらないやつなんでよかったらどうぞ、って渡したんだけど、
なんかオロオロして喋らないでいたから、
外人さんだったか、はた迷惑だったか。
受け取ってくれたから、まあいいか。
 
雨はすぐやんだ。
 
長いこと大事にできるような 可愛い長傘が欲しいなーって思っていたんだけど、
それを他人に差し出すのはなかなかできないと思うから、
100均のビニル傘でよかったと思う。
 
誰かが私に関わるのが嬉しかったから、
私も、誰かに関わりたいと思う。
 
うまくやれなくてもいい
 

 

 

 

 

お片づけ


 
明け方まで部屋の片付けをやった。
でも結局あんまり片付いてなかった!
一般にいう 人が住んでる部屋 のレベルになかなかなりません!
え… それってだめですか?? っていう話がいっぱい。
これはもうあれですね、性格っすね。
 
で、ずっとダンボール入っちゃってた必要な本とか、持ってきた漫画とか小説とかを
本棚におさめた。
その過程で、私のいちばんの核にふれる大事な漫画
ひぐちアサ「ヤサシイワタシ」が出てきたので、2時間ぐらいかけて 読んだ。
 
朝が来たとき、また新しく違う意味と理解を持って目の前に現れるその世界が、
私に、時間を越えたこの場所に立っていることを、自覚させる。
 
その漫画のなかのセリフ。
 

「キズって自分でつけてるのにね
 ムシすればいーのにさ 悲しいと思ってるのは自分なのに
 なんで 止められないんだろう
 
 思うんだけど 地球のエネルギーってほとんど太陽の力でしょ
 生きものが生きてるのもその一つでしょ
 
 食べたり出したり生まれたり死んだりして
 物質をめぐらせてて
 
 命もめぐってるように錯覚するけど
 めぐってるのは物質だけで
 エネルギーは 使ったらなくなるものでしょ
 
 いくら願っても かなわないわよ
 死んだって会えないよ
 
 全部 終わったんだよ」

 
いいことを、いいって言っちゃって、
やり始めるしか、
ないです。
 
そう思ったから私は、走り始めようと思った。
 

ささくれんのも ねたむのも、望むからだ。
そんな感情ヌキの話したってさあ。
夢持つなって話になるじゃん。

 
うん、そうも 思った。思ったよ。
 

「死にたいのは 不安だからだけど
 不安なのは 願うからだろ
 
 世界に 自分に 願う姿が大きく見えると
 足がすくんで動けなくなったり
 動いても望みを持てなかったりするんだろ
 
 あんた
 死にたいんじゃなくて
 願う姿で生きたかったんだろ
 
 願いって
 かなわなかったらダメなのか?」

 
この問いに対する答えを
私は持ったつもりでいた。
持ったつもりでいたけど、
いまは その答えがわからなく
なる 時も あるよ。
 
望みなかったら 続けられないのよ。
それはおなじなんだ。
 

「やりたいことなんて
 とっくになくしてるんじゃないのか
 
 オレは なんで耐えてるんだ
 もう やめてもいいのか
 まだ 耐えられるのか―――…」

 

乞うる、足アる

コア・ る・ 耐うる。
限りなく黒に近いお色となっております。
そのこころは歴史と、混沌。
今既にある存在価値をかなぐり捨て
欲するものは此れであると言い切れるのであれば、
傷つくことも、恐れることも、
全ておのれのために用意された
クサレ一ッ編の昔話の舞台のうち、
序章のまえの、
幕開け以前の、
準備段階の準備段階の準備段階の準備段階に
ただただ過ぎないのであるということを
痴るに至るに限られてくるのである。
 
核に孤独、
耐うることは歌うることであるか。
歩を捕られればもう戻れまい。
 
さあ螺子巻きは終了した。さあ始めたまい。
死ぬときは独り、踊り狂うて真赤赤、
火の中げらげら大嗤いでさあ。
 
<call / tall>