のこすムーヴメン

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灰色まだらの曇り空。
土曜日の朝、いつもとぜんぜん違う景色のなかを歩く。
目は悪くなったけど、なんでもない風景がクリアに見える 気がする。
昨日、間違えなくて よかった。
鴨川でフラワーカンパニーズは間違いだったけど(笑
 
7年ぶりぐらいに京都外大の前を通る。
うわー、受験 きたきた。
 
あの頃の私は、そりゃあある意味ダメだったけど、ある意味めたくそに強かった。気がする。
メンタルとか。かたくなな自分、とか。今もすごく頑固だし、かたくな だけどね。
それも良くも悪くも、か。
 
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少し歩いているうちに、非常にうんちがしたくなる。
いつもは急に便意がくる時っていうのはゲリのときしかないんやけど(ウィーアーゲリーズ!!)
腸が活発でいい感じの便意である。
あれ、なんだこの話題。
 
コンビニで雑誌買う。たまにはファッション雑誌を。
今月に入って雑誌を買うのは二冊目、大学卒業してから全然そういうのを読まなくなっていた気がするので、新鮮。
 
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五条天神川。川と、それに沿う散歩道が綺麗で。
私はiPodで音楽を聴きながら歩いていたんだけれど、ちょうどその時シャッフルで流れた曲、
Triumphant Homecoming/Fridge
と出会う。
私が今感じている「世界」に、すごく合っていて、びっくりした。
歩くテンポを曲に合わせて、世界を練り歩く。
ああ。生きている。私はここにいる。
 
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写真という、切り取られた一眼の世界のことを、少なくとも前よりかは知ったつもりの私は、世界を見るのが楽しくなった。
見方が変わっただけなのかもしれないけど。
フレームのなかに、バランスが生まれること。
限られた私の視界のなかにも、すくなからずそれは、ある。
世界は、切り取ったらそれだけで全然違うし、私の視力によっても違うし、
もちろん気温や時間や天気によってもぜんぜん違う。
私の身長が低いぶん、近づけば、目の前のそれはグングン角度をつけていくから、それだけでかなり極端な画(え)になる。
 
私は私でしかない、だから私にとっては当たり前の世界、だけど、私だから見える世界。
この体とこの色で、生き抜いてきたんだから
とかなんとか。
 
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西京極。ってどこだかあまりわからない。
家に帰るために歩いていたつもりだったけれど、どうも方角がわからない。
そんなとき!
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   そうび→コンパス(¥100)→つかう 。
自分が進んでると思っていた方角は、なんと東ではなく南だった。
なるほど、どうりで知らない街にやってくるわけだ。
 
とりあえず大体どっちに向かえば帰れるのかがわかるから、京都にコンパスは便利だ!(素人限定。ふつうは通りの名前だけでわかるらしい、です)
あ、でも、交差点の名前の組み合わせ(=京都は、交差する2つの通りの名前を合体させてあるから)が、両方とも知ってる通りの名前だと、「ああ、テリトリー内だな…」と安心できるようになりました(笑)。
 
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帰宅するまでに気の向くまま、寄り道も少しずつしていて、
気づいたら5時間ほど歩いていた。ことにびっくり。
日が高くなっていて、朝は涼しかったのに 私、汗だくになっていた。あっつ。
 
歩きながらずっと考えてきたことがある。
それはまあ、また今度。
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すくわれ とどまる

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美しいものなら沢山ある
塗装された薄い鉄板
銀ぴかに輝くビルの窓枠
整然とつづく街並木
バスの手すりの描く曲線
春のおわりのねずみ色の空
 
目がこれくらい良くてよかった、と書いたことがあったけど、
今はなんだかまた やたら度が進んで、全然見えません。
でも、目がこれくらい悪くてよかった、と、
今の私は思います。
 
本当のことが見たくないわけじゃない。
私は、真実が、見たい。
でも、私にとって邪魔なものに力を使う気は、もう、ない。
どんなに厳しい顔をしてても、それは私のためのチャンスだったりするし、
どんなに優しい顔をしてても、それは私をおとしめる最低のものだったりもする。
 
ロフトで買い物。
インテリア雑貨のコーナーで扇風機をいっぱい見てニヤニヤした。
げっへっへ
なんだかうれしい、とてもうれしい。
 
しかし鴨川でフラワーカンパニーズ歌ったのは間違いなく、間違いだった。
まあ、あれはあれで、ネタ的な思い出としてはグッドかもしれない
 
ちゃんとお腹がすくことに、私は感謝する。
久しぶりにカップヌードルのノーマルの味を食べた。シーフードヌードルはこないだ食べたけど。笑
あったかいおにぎりの味。
自分のできる時だけ、ありのままの自分で、そして誰かのために。
ああ、ポリシーって、素晴らしいなあ。
 
私も私を探しにいく。
私は、私がいったい何なのか、いったい誰なのかを、知りたい。
どうなっていくのかを、選んでゆきたい。
もっと強く、いのちを燃やして、生きてゆきたい。
 
ただそこにある愛情というものが、きっと存在するんじゃないかと思えた 夜。
この気持をうまく説明する言葉が見つからないけど。

夜かな。

何かを探しているのだけれど、
何を探しているのか自分でわかってないことに気づきました。
ただ何となく、探していただけです。何かないかな、って。
もしかして、あるものを探すのではなくて、
自分で作りださないといけないのかもしれないなあ、と思いました。
 
いつもと違うバスで帰宅。
バスに乗る前に牛乳を買っていたのですが、
それ持ってバスに乗った瞬間に、横にいたカップルに
「牛乳!」 って小声で言われて、何だかニヤケてしまう。
何だ、何かおかしいか。いや、おかしくてもいいけど。
 
そのバス、京都駅で暫く停車。私は死にたくになった。
目を閉じて体をかがめて、その瞬間、瞬間をやり過ごす。
一瞬ずつが非常に重たい
泣きたくても泣けないときが一番辛いです。
 
ここ最近、ずっと同じ夢ばかりで明け方に目が覚めていたんですけど
昨日、久しぶりに違う内容の夢を見たのを覚えています。
誰かが私を見つめている、女の人。どこかの部屋の、隅っこにいる。
私は彼女と目が合う。その笑顔が本当に不気味で ぞわって、した瞬間、目が覚める。
それが二回。あとはいつもの嫌な夢が一回。
 
あれは…私か?
なぜかそう思った、瞬間から、私は、
体をかがめていたところで、この暗闇は、やり過ごすことができないのじゃなかろうか、
すぐにここから出ていかなければならないのじゃなかろうか、
自分を守るということは?そもそもそれが必要なのか?それが正しいのか?
そういうふうに考え出しました。だしました。
 
うその自分を持ちなさいと誰かが教えてくれました。
強くて、かっこうよくて、誰にも負けることない、折れない、うつくしい自分を。
 
ああ 背中を見続ける勇気すらない
何かに捕まらないように 夜の道をぐるぐると 歩き出す
(裸の君の笑顔をもう一度メチャクチャにしてやりたい/ネズミハナビ より。歌詞は間違ってるかも)
 
BGM: Swells On The Earth/YUKI

オート・食べないダイエット 状態

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ちゃんと毎日、お腹がすくようになりました。
ずっと、ろくに食べれなかったので。常に胃痛、みたいな。
今思えば、自分でそうなってるんやから、自業自得なんだけどね。
まあいいや。
 
こないだ鏡の前に立って、うわ、痩せたなー って思ってたところやから(痩せないところは痩せないままだけど)、
リバウンド 怖いです。
オート・食べないダイエット 状態、まじでヨクナイ。
 
まあ、食事とかから、改善していきたいな。
あったかい 優しい味のご飯を 作れるようになりたいな。
いぬさんが作るみたいな、ほっこり、健康的な、
ね。
 
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さて、歩いて帰ろう。
iPodの充電が切れたから、夜の音がよく聞こえるだろう。
 
雨が降ってきた。
闇をむさぼる。
私は、私。
どこでだって、誰の前でだって、ただ自分で、いたい。

修行が足りないな

どんなに私が自分勝手だろうが、何だろうが、
私ほど、あなたを求めたやつはいない。
私ほど、あなたに染まったやつはいない。
私ほど、あなたの汚さを知ってるやつはいない。
私ほど、あなたを愛したやつはいない。
 
すべて過去形だけど、過去だから、自信を持って言えるし、間違いない。
 
ああ、疲れたあ。
 
 
 
ここ数日、よく聴く曲。
よく聴く ってことは、私のそん時の気持ちを代弁してるってこと。
 
茎/椎名林檎
https://www.youtube.com/watch?v=fVCCe2tuL20

 
これは聴いてるバージョンではないけれど。聴いてるやつは日本語のやつ。
歌詞がクる、ことが多い 私の趣味です。

夜明けの歌

友達が教えてくれた歌。
YouTube – 夜明けのうた/東京事変
(埋め込み無効だったのでリンク)
 
「あすみ!
 真っ暗闇にずっぽりなら腕ひっぱります!
 泥んこなったら拭います!」
 
「よく我慢したなーよくやったと思うよ。
 それでいい。」
 
「火をつけろ!
 感情に人生に!
 何回だってやり直せ!
 負けて終わるか
 こっからだよ
 こっからだよって
 毎日自分に言い聞かせてんだよ」
 
ああ こんなに愛されている。
のに、どうして私は自分の幸せを大切にできずにいるんだろう。
胸がいっぱいで、くるしい。
私は、私は、私は、
走り出したい。
私自身の幸せを、本当に願ってくれている人たちに恩返しするために。
もちろん、当然、私自身のために。
 
いらないものは、いらないし、
許せないものは、許せない。
 
ぜんぶ、憎んででも、走りだすよ。

お葬式

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風船、邪魔だったので、割っときました。
 
走馬灯もエンドロールもない
お線香をチーン。
 
はい!
おかげさまで、私は大丈夫。
 
言われたとおり、無理はしない。
嫌いなものは嫌い、許せないものは許せない。
 
以上です。

それはむりだす

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「もう関わるな。
 黒い感情に耐えられるほど明日美は強くないし、
 彼は明日美が思ってるより…」
 
…いまどきの女子に珍しいね?、と茶化されたっけなあ。
 
うん、そうだな。
やっと、思えるかもしれない。
 
これはゲームでも何でもない。
だから、やり直しも、取り返しもつかない。
それでも、あなたは十分傷ついたし、
もうこれ以上、傷つく必要もないだろう。
 
「火をつけろ!
 感情に人生に!
 
 目の前の下らない現実は
 燃やすと灰になるけど
 命をかける現在はずっと火がつき続けるはず」
 
ああ。君を信じたい!

マザー

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走る。
胸の中いッ、ぱいに広がったもやもやを 吹っ飛ばすために。
 
電車に乗った。
進行方向に向かって座席が並んでる形の車両で、
前の席に座ってる、知らないスーツの男の子(年齢はわからないがこう呼ぶ)の、窓際によっかかった後頭部が見える。
彼の、短い髪の毛からのぞく耳のかたち、頭のかたちを眺める。
髪の毛が今日の雨のためにか、うっすら濡れている。
この頭のなかに、いったい何が詰まっているのだろうか。
私と同じ、頭蓋に守られた脳みその中に、一体この人をこの人たらしめている、どんな、何が、詰まっているのだろうか。
私のそれと、何が違うのだろうか。どうして、違うと「感じる」のだろうか。
 
私は、また私に還っていく。
もちろん、ゼロから始めるのは不可能で、私は生きた、私は知った。
沢山のものを引きずりながら、ずるずる、もとの世界へ、帰る。
 
いつか子宮へかえる。
あなたが私を、私が私を、
愛したすがたに、還るんだ。

記憶と錯覚

覚えておけ、これはゲームなんかじゃない。
守るべきルールも、時間制限も存在しない。
待つことさえできれば、風船は割れることはない。
待つことさえできれば。
ただ、この時間を、やり過ごすことさえできれば。