おうかみ

硬化した高架下で、請うか問うか後悔した。
透過された高価な銅貨がつたない言葉で造花にかたりかけた。
どうかしたか?
どうだかな、目下効果は降下した。
廊下のようにつづく豪華な灯火みちは、
老化した導火線にいま謳歌せよ、とどや顔でたたみかける。
 
そうか手もちぶさただ。
私にもタバコが吸えたらよかった。
 
望みはなんだ。
あなたのなかに永遠に生き続けることを望まないでい続けることさ。

2012年5月29日

そうか、私は寂しいんだな。
寂しい人なんだな。
 
別に何も否定できないってばー
わかっているし。
 
私は、あなたがたのことが好きなだけの、
なーんにもない人間ですよう。
 
 
 
けん玉した!
 
バカだな!バカなんだな。
 
ねむる。
いいにおいがした。
 
 

君の胸にだかれたなら
少しは安らかに眠れるかな?
 
人は一人、のがれようもなく
だから先生クスリを、もっとくれよ。
 
(Sonic Disorder/Syrup16g より)

 
 

2011年6月29日 「溶けるは残る歯」
 
枯れた花を花と呼べるのは、
咲いていたその花を 知っていたからだよ。
 
 
食欲がまた失せかけている。ろくでもねえな。
 
喉になにかきている。
たまごどうふ食べて 風邪薬飲んで寝る。
 
風邪薬を飲んで寝ると 4〜5時間ぐらいで スキッ!(スッキリ!の速い版)と起きちゃう。 そういう効果があるのだと私は思う。
だから うわーもうこんな時間、明日起きれるかなー 起きないとやばいなー ってときは、
風邪薬を飲んで寝ます。
 
起きるという目的はとりあえず果たすけど
別に起きなくてもいいときも起きてしまうのがアレで
朝4時ぐらい、開けっ放しの窓の外を眺める。
 
笑っていられたら人間か?
うまい飯が食えるのが人間か?
金が稼げてるあいだは人間か?
人を殺さずにいられたら人間か?
誰かのために生きられたら人間か?
役に立てるやつが人間か?
何か残すことができるのが人間か?
 
涙があふれるのは?
嗚咽を噛み殺すのは?
そのあと誰かを振り向くのは。
 
拳を振りかざすだけで何も起こらない
本能が死んでゆく

とおくに

もう大丈夫 だと
思ってました。
 
 
 
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ぜんぜん大丈夫じゃない
 
 
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ぜんっっっっぜん   大丈夫じゃない!!
 
 
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2012年5月27日

夜のなかにぜんぶとかしてしまいたいと、
私は歩き出した。
私についている二本の足で。
 
 
五条天神川。
また、いつかの自分にであう。
 
どれだけ遠く行ったって、行ったって、つきまとう人間のにおい。
 
あの日もそうやった。
狭い路地に逸れてうずくまっていても、しばらくすればまた歩き出していたし、
振りほどいて自由になりたいとか、思っているくせに、気づいたらいつの間にか戻ってきているのは大通りだった。
自分を恥じた。
 
人間に縛られているだとか、嫌いでたまらないとか、
私が、それらを大好きだから、思うんだなあ。 って、
あのころ気づいてしまったんだ。
 
どうでもいいものに対して傷ついたりしない。
 
 
目があまり見えない、景色がにじんで、まったくもってよく見えない。
 
すれ違う人のかお、笑い声、
車の音、マンションの部屋のあかり。
 
イヤホン爆音で、目をとじて、ふさぐくせにねえ。
 
いやなんや。
こわい、もう見たくない。傷つきたくない。
 
ああ、それでも私は大通りを逸れなかった!
そばにいたい!
もっと知りたい、触れたい、近くでみていたい。
 
だって、きれいなんや。
この世界が、あまりにも、きれいで、きれいで、
きれいで!
 
好きなんだ。
 
大好きなんだよー
 
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かくかくしかじか
 
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めけめけもよう。
 
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このあたりまでは何度か来た
 
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おっきな橋わたった。
 
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工事してた
 
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なんか色々でたらめだ
 
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帰り道 気温16度 とても適温
 
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たにんのせいかつ
 
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あか
 
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あお
 
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歩け! って書いてあって すごい笑った
 
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シャー
 
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くぐり直し
 
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ごじょうのほりかわ
 
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夜が明けはじめている
 
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帰る。朝に  つかまった。
 
いや、つかまえられたかったんだ。
気が気じゃないぜ。
ほんとだぜ。
 
 

2011年6月26日 「すいそ」
 
それは化合物。
凶器は持つけれどトゲは持っていない。
だから傷つけるとすれば
きっとリキッドな なにか。
 
 
琵琶湖疎水にいった。
 
どうやったら 何も考えないで 何も考えずにいられるのか、
ずっと考えていたよ。

2012年5月26日

少しつらいことが起きた。
 
 
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小雨の大阪城公園
 
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きれえな
 
 
 
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それをつらいと思うことが、
嫌で、嫌で嫌で、しょうがない。
 
失うことが怖いからしがみつくんじゃない
 
大切だから大切にしたいのに。
好きだから好きでいたいだけなのに。
 
なのに、なんでか、
頭の中がぐちゃぐちゃなる。
そんなんなる必要ないじゃないか。
わかっているくせに。
そう思い込みたいくせに。
どうしてやろか。
考えとうない。
 
眠って、起きた。
 
生きていることが不思議なくらい私はただ震えている
 
夜のなかにぜんぶとかしてしまいたいと、
私は歩き出した。
私についている二本の足で。
 
 

2011年6月24日 「寝ても覚めても現実」
 
神様にお願いをしました。
 
もうこんなに苦しいのは、耐えられません。
望みません、期待なんかしません。
だからどうか私を救ってください。
だからどうか私を救ってください。
 
(BGM: 人がわからないよ/SHERBETS)

2012年5月25日

友だちの家にいく。
 
前日にとてもとても夜更かしときんちょうをしたので、
ひたすらに眠かった。
 
そのためいったん帰宅して寝てから行った。
自然と23時をまわる。
 
呪文をとなえながら京阪電車に乗る。
この世界には鬼門が多すぎる。
 
つるかめ、つるかめ。
 
 
まあ大丈夫や。
 
少し話して、ピナ の映像をひとつ見せてもらった。
 
おかーさんと忌野清志郎の映画見にいったときに、予告編が流れて すっかり気になってしまい、
見たくてしかたなかって、そのくせ 忙しさとしんどさにかまけて すっかり大阪と京都での上映を逃してしまった映画
「ピナ・バウシュ 踊りつづけるいのち」。  ※音が出るよ
 
そのピナだそうです。
 
時間の流れとループのなかのちいさな変化、それがもたらすなにか。
更にその変化をもふくめた全体の再ループ。
 
とかなんとか いう感覚を、自分のなかに共振しました。
 
意味なんて受け取る側のものであるのだろう。
私にはむずかしいことも、楽しいことも沢山あった。
 
 
 
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こんななってた。
 
ニヤニヤした。
私はこういうのが好きや。
 
ぴしっと、綺麗で整頓された生活も すばらしいし美しいし合理的やけど、
私は泥くさい 人間くさい 場所が好きや。
 
とか言うとおこられますでしょうか。
 
まあ私が片づけできない人やからね そりゃあ落ち着くよね…
 
初めて行ったおうちだったけど、いい家だったなあ。家賃やす!!
私も引っ越したいぐらい
 
よく眠れた。
もっと喋りたかったけど眠気が限界ですぐに寝てしまったのが残念だった。
次はもっと喋りたい。
 
 
あめ。
 
 
 

2011年6月20日 「追い越してしまったなにか」
 
スイッチ式の愛情表現に
つかの間の安心感は得られても
ただひたすらに中身は空っぽで むなしくなるだけ
こんなに苦しむのならば全部、やめてしまいたいと
思うけれど、
生きているものだから、どうしようもない。
 
 
終バスをのがしました。
バス停で10分ほど待ってから気づいた。あれ。
これは来ないね。来ても車庫送りだね。
あっぶねあっぶね
 
心配おかけしてしまいました。ごめんなさい。
コンビニでチョコ買って、食べながら帰った。
全然甘いものの気分じゃなくって ただのやっつけだった。胸やけする。
 
家まで歩いて一時間。 うまく回らない頭で 考えごとをくるくるしてたら、あっという間に着いた。
途中 見える景色に、考えないと決めたこともあった。
廻り道しているうちに追い越してしまったなにか。

2012年5月24日

あーこの空気。
すごい気持ちいい、すごいすっきりしている。好き。
ただ、苦手やなあとも思う。
 
つらいな。
何が理由でもない、のか、見ないふりをしているだけなのか。
会いたい人がいる。
 
距離、というものについて考える。
物理的な距離、感覚の距離、人間どうしの距離、情熱との距離。
 
なにとなく
やばいな。
 
 
おいやばいぞ。
 
 

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かくじつにやばい駅のポスター。
 
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うわー腕こんなんなっとる
 
 

2011年6月18日 「砂取り生む」
 
祇園。
楽しそうな人たちのなかに 私はひょっとして世界で一番うんたらかんたらとか
思ったり思わなかったり
 
きらきらする街並みはどこか寂しい のか、
寂しいと感じるのが私なのか。
見える世界は毎日かわる
同じ場所も毎日ちがう
 
スナックみたいなバーみたいなところでライブを見た。
実はすんごい内輪ノリの会だったらしく 「あの子はどなた?」みたいな目で見られる。
はっはっは。全然いいよ。私は楽しいから全然いいよ。私にわからない話をじゃんじゃんするがいいさ!
キー はれやん気分。
 
でもやっぱりめったにない機会、楽しかったです。
そして私はついつい ドラムを叩かせてもらった。
飛び入りセッション   ああ、おやじになっても ババアになっても
はしゃげるって最高に素晴らしいことだなって思いました。
 
 
うどん食べた。
 
いただきました。
 
他の誰にとっても どうでもいい存在で、いいんだ、
きみが私をかわいいと言ってくれるのなら、それでいい。他にはいらない。
 
恋をしている

2012年5月23日

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今日も今日とて、大阪城公園でお昼ごはん。
オフィス街のなかで お弁当買って 出かける。
しかし虫が
 
すっごいの。
 
食べ始めて3分も経ってないのにもう2匹はやっつけたの。
 
なんか虫ケラを殺すように、って言うけど、このことだなあと思いました。
なんてごく自然な殺意なんだろうか。悪意も躊躇もどこにもない。すごいな、感動する。
君らは悪くないのにんな。
 
そんなことをたまに思いながーらー
 
蚊をたー
たー
くー
 
 
 
しゅん。
 
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2011年6月16日 「てらいない らい」
 
当たり前のことなんてどこにもない。
知らなかった自分に、どんどん出会うような。
そんな感覚、私は確かに、味わっている。
 
「求めても手に入らん物はたくさんあるよ
 生きていていいことなんて半分もないよ
 生きるか死ぬかの選択肢は
 自分が最善を尽くしたあとに決めな」
 
誰もが、忘れながら、日々を生きていく。
たいせつなことを。 たりないものを。
何もかも のみこんでしまうぐらい、信じられないような すごい力が、
人間のおなかの中には宿っているのに。
 
愛したい、
愛したい、
でも 何を。
でも どうやって。
 
手に入る見込みが限りなくゼロでも、
それを探すなら、望むなら、
人は生きてゆける。
咲いているあいだが花で、
走っているあいだが人間なのだろう。
 
「どいつもこいつも
 笑った瞬間は素敵な映像になる
 意外と近くにある幸せを遠ざけてんのは
 結局は自分の負の気持ちやなと」
 
思い出の善し悪しは、現状の満足度で決まる。
 
あんたの思い出を、私がよくしたい。

2012年5月22日

生き仏のライブを見に行った。@京都 ネガポジ
このバンド?はこの間、あまりにもしんどかった時期の私をお笑いで救ってくれた素晴らしいバンド?です。
 
バンド?
 
まあよいのですよ。
 
とにかく今日もたくさん笑った
人を笑顔にできるって、本当にすごいことやなあ、って思うたのだ。
 
 
対バンしていた アニマリオペレッタ が
それはもう よかったなあ。
 
なんて歌をうたう人なんや!と。
 
 
そしてめっさかわいい女子に声をかけてしまった。
隣に座っちゃってよかった。
酔うた勢いといっておけばなんでも許されるのか!くそー!大人ってきたないぜ!ペロペロ!
 
OTZ
 
っていうかあかんすよ!そんな簡単に、相手が私のようなアホそうな女とはいえども、メルアドとか交換しちゃあ!
そうでもないか。
個人的にはそうでもないな。
なにを言っているんだおれは。
 
 
 
テンションおかしい。
 

 
 

2011年6月15日 「どこでもいける、どこへだっていける」
 
はずなのに。
 
ヤエさんみたいな子がいるのだ。
私は困ってしまった!
 
変な宗教に流されない程度は 哲学 持ってるし、
 
私はヤスタカになりたいのか?
そうあるべきなのか?
 
それとも 私たちは、あるときにはヤエで、あるときにはヤスタカでって、
そんなふうに関係し続けられるのだろうか。
 
いつかその子が、私にとっての ヤスタカのような存在だったかのように。
 
 
ぶら下がったり 急にパッと手を離したり、
眠れない夜 何十通りの答えを出した
ああそして今
(Midnight Down/the pillows 歌詞はてきとう)

2012年5月21日

パリーに旅立つ彼がうちに泊まりにきたのはついこの日のことです。
色々雑に扱ってしまってごめん、あまりに眠たかったんだ。
 
久しぶりにマクドでめし食った。七条。
しかもたらふく食った。なんだろうあの深夜のテンションと胸ワルっぷり うええ。
 
すぐ寝ようとしたら意外と
クリスマスソングのトランスMIXみたいなの流されて
まあぜんぜん寝れまあせんやんけえね。
 
あとひたすらお金をかぞえていた。ユーロがひとーつふたーつ!
コラー!寝させろー!仕事やー!
 
そして奇跡の、目覚まし鳴らない。
タクシーたのんでおいてよかったね モーニングコールがわりだったね…
 
いってらっしゃい!
ぷくぷく優雅に太ってこいやあああ
 
 
彼が残していったもの
 ・ハーベスト抹茶味(おやつ)
 ・ひげそりの替刃(いいやつ)
 
んー
 
彼という言葉はあれだね、誤解を
いや、うみません。
 
 
職場の人が私の身の回りの状況変化を上書きしてくれなーい
訂正すべきか!しないべきか
 
チカヂカ。
 

2011年6月13日 「s l o w death ,」
 
きのう一日 経たうえで、
私はバスにゆられる。
 
ふと外を眺めていたら、手を繋ぐか繋がないかの距離で、
つかず離れず、歩くカップル。
 
ああ。
なんだかずーっと、素直になれずにいた気持ちに、
こころがすうっと、馴染んでいけたような そんな感覚がした。
 
 
私は、
ただ 好きな人と、
わらって 一緒に歩いていたいだけなんだ。
 
 
それだけ思った。
 
きっと心から、思った。