でかける

ドキドキしてハラハラしてメロメロしてるんちゃん!
 
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出かけます。
 
私の名前は森本明日美。

2012年6月9日

朝ごはんにうどんを食べた。
うどんはここ数年ですごい好きになった食べ物のひとつ。
 
なにが好きになったとかそういうこと聞かれると別に
これといって自分の中でのおいしさが変わったってわけじゃないんだけど。
 
交わる時間と、それにともなう何か、残り香のようなものが、
私にこびりついてはなれないのだろう。

 
ん?うどんおいしいですよ。
 
 
 
自炊はじまっています。今のところ毎日ではないし毎食でも決してないですが。
 
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なんかグロ画像になってしまた。
二日前ぐらいに作ったイエローカレー(調理開始時刻が平日の23:30)。
 
ご飯がおいしい。幸せなことだ。
食べられなかった頃のことがうそのようだ。
好きな人と一緒に食べるともっともっとおいしい。
 
生きててよかったって思う瞬間はいつだった?って聞いてまわってた時期があった。
数人にしか聞いてないけど、またそのうちの数人は、おいしいご飯を食べたときとかかなあ!って言った。
 
ごはんってすげいのな。と思った。
 
私はバカ舌なのでたいしたものは作れませんが
焼くだけでうまい!煮るだけでうまい!
ものよねえ。あとはおいしいお米。とか白パン。とか。
 
へんなこと書いたな。
いつも変か。
 
 

2011年7月22日 「みかた ひとつで」
 
化け物に襲われている。
ずっと聴いてなかったから音楽が足りないのかなと思って聴いてみたけど、
あー全然響かない。何も感じない。
雑音になっていました。
とじているな。
音楽は、心がひらいてる時にしか力を発揮しません。
つまり自分の視点ひとつなのです。
だからやめ。
 
鏡に向かって唱える
お前は誰だ?
 
狂うなら、はよう狂ってしまえばいいのに。
でもそんな都合のいいふうには
いかないね

無機物ばかりで面白くない

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少し前のこと。
とはいってももう去年の話し。
 
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デジカメを買いました。2011年12月。
 
私は、ひとりで、
 
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ひとりで、ひとりで、
 
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どうしようもないくらい、ひとりで、
 
それがとても、くるしかった覚えがある。
 
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たまにもちなおすけど、それも瞬間的なもので、すぐだめんなった。
 
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交わらない 点と 点を つないだ。
 
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そしてひとつひとつを、ゆるやかに思い出す。
 
一人なんかじゃなかった、んだと思う。ほんとうは。
私は、それに少しずつ、少しずつ助けられて、今やっとここにいれてるんだと思う。
いつもぎりぎりで、
いつも限界で、
ああ、だめなんだったら もうやめたいって、
そんなふうに思って いまも、生きているけれど、
 
それでも私は昨日を、笑って生きていた。
 
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考えたくないこと、考えなくちゃいけないこと、
守りたいもの、守らなくちゃいけないこと、
そのうえで、自分のやりたいこと。さからえない気持ち。
 
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正直ずっと、生きづらかったんだ。
あなたもそうだろう?
 
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別に状況は何も変わっちゃないんだけど。
 
いや…変わったのかな?
どう思うかな。
あの頃のわたしが、今の私を見たら、どう言うだろかな。
 
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悲しくてしかたない 言うやろうか。
 
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まだ生きてるじゃない、よかったね って、言うやろうか。
 
あの頃と同じ場所に立っている。
毎日のように、立っている。
 
 
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にらたま しこたま作った。
卵3いった それでもニラがはみ出てしもうた。
 
その次の日、職場でひとまわり上のおにーさんに、会話上、
「昨日何食べたん?」って聞かれて、
「はい、にらたま、しこたま食べました」
って言ったら、
「にらたましこたまかあ〜 韻ふんでんな〜」
みたいな 変な会話になった。
 
 

2011年7月17日 「お片づけ」
 
明け方まで部屋の片付けをやった。
でも結局あんまり片付いてなかった!
一般にいう 人が住んでる部屋 のレベルになかなかなりません!
え… それってだめですか?? っていう話がいっぱい。
これはもうあれですね、性格っすね。
 
で、ずっとダンボール入っちゃってた必要な本とか、持ってきた漫画とか小説とかを
本棚におさめた。
その過程で、私のいちばんの核にふれる大事な漫画
ひぐちアサ「ヤサシイワタシ」が出てきたので、2時間ぐらいかけて 読んだ。
 
朝が来たとき、また新しく違う意味と理解を持って目の前に現れるその世界が、
私に、時間を越えたこの場所に立っていることを、自覚させる。
 
その漫画のなかのセリフ。
 
「キズって自分でつけてるのにね
 ムシすればいーのにさ 悲しいと思ってるのは自分なのに
 なんで 止められないんだろう
 
 思うんだけど 地球のエネルギーってほとんど太陽の力でしょ
 生きものが生きてるのもその一つでしょ
 
 食べたり出したり生まれたり死んだりして
 物質をめぐらせてて
 
 命もめぐってるように錯覚するけど
 めぐってるのは物質だけで
 エネルギーは 使ったらなくなるものでしょ
 
 いくら願っても かなわないわよ
 死んだって会えないよ
 
 全部 終わったんだよ」
 
 
いいことを、いいって言っちゃって、
やり始めるしか、
ないです。
 
そう思ったから私は、走り始めようと思った。
 
ささくれんのも ねたむのも、望むからだ。
そんな感情ヌキの話したってさあ。
夢持つなって話になるじゃん。
 
うん、そうも 思った。思ったよ。
 
 
 
「死にたいのは 不安だからだけど
 不安なのは 願うからだろ
 
 世界に 自分に 願う姿が大きく見えると
 足がすくんで動けなくなったり
 動いても望みを持てなかったりするんだろ
 
 あんた
 死にたいんじゃなくて
 願う姿で生きたかったんだろ
 
 願いって
 かなわなかったらダメなのか?」
 
 
この問いに対する答えを
私は持ったつもりでいた。
持ったつもりでいたけど、
いまは その答えがわからなく
なる 時も あるよ。
 
望みなかったら 続けられないのよ。
それはおなじなんだ。
 
 
「やりたいことなんて
 とっくになくしてるんじゃないのか
 
 オレは なんで耐えてるんだ
 もう やめてもいいのか
 まだ 耐えられるのか―――…」

2012年6月6日

新幹線てすごいね。
京都から広島まで2時間足らずだそうだよ。
片道¥10,280。
 
あれ!?何その価格!?
 
こっわー
 
 
 
あなたのいなかった、私の世界。
私のいなかった、あなたの世界。
 
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記録は7月をこえようとしている。
 
 

2011年7月16日 「乞うる、足アる」
 
コア・ る・ 耐うる。
限りなく黒に近いお色となっております。
そのこころは歴史と、混沌。
今既にある存在価値をかなぐり捨て
欲するものは此れであると言い切れるのであれば、
傷つくことも、恐れることも、
全ておのれのために用意された
クサレ一ッ編の昔話の舞台のうち、
序章のまえの、
幕開け以前の、
準備段階の準備段階の準備段階の準備段階に
ただただ過ぎないのであるということを
痴るに至るに限られてくるのである。
 
核に孤独、
耐うることは歌うることであるか。
歩を捕られればもう戻れまい。
 
さあ螺子巻きは終了した。さあ始めたまい。
死ぬときは独り、踊り狂うて真赤赤、
火の中げらげら大嗤いでさあ。
 
<call / tall>

2012年6月5日

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職場の同じ部署のひとたち うち 新人3人組で ご飯いった。
堺筋本町ー! いぬさんちごく近くのコンビニで、おやつ買って帰った。ふしぎな気分だった。
 
3人のうち、一人はひとまわり年上、もう一人はひとまわり年下です。
 
実は私が一番せんぱい。
でも 私が一番 技術ない。
 
あばば!!
 
あばばじゃねえわ
 
 
私は仕事がたのしいほうです。きっと。
いい人にめぐまれています。
でも、人にめぐまれていなくたって、一生懸命やってきました。
働けることは、うれしいことです。
 
なぜって、何もやれないことが、
何もやれないんだって思ってしまうことが、
一番、悲しいことだったから。
 
月曜日が憂鬱だとか、一週間が長くてしんどいだとか、
金曜日の夜が楽しみで仕方がないだとか、
そんなこと、ぜんぜん思わない。
 
そりゃあ休みがなかったら しんどいし、他にしたいこともいっぱいあるし。
休みが来たらうれしい!うきうきする。そりゃあ遊びたいし。
 
けど、一日一日、仕事してる自分もひっくるめての、
大事な私の、生活です。
 
私を必要としてくれることが嬉しい。
だから私は働きたいと思う。
 
そいで今は、優しい人たちに囲まれているので、もっともっと嬉しい。
 
働いてお金をもらうことは、私にとって、本当に本当に難しいことです。
私は、頭が悪い。要領も悪い。
緊張しいで、常識がわからなくて、ぜんぜんうまくやれない。
だから、この世界で生きていくことが、とても難しいと思う。よく思う。
 
それでも、いま何とか生きていることが、
働いてお金がもらえていることが、
とても誇らしく、とてもうれしいです。
だからお仕事は一生懸命やります。私なりに。
 
今のお仕事と、今のお仕事を紹介してくれたバンドマン スキマノザラシのいといがわさんと、
あやしい私を雇ってくれたボス・オータニさんと、
いつもよくしてくれる 職場のおねいさんとかおにいさんとか
今日一緒にご飯いってくれた人らとか
うええ ありがとう
 
なんかわかんないけどやさしいよーーー
 
社会的にどうとか お金がどうとか 安定がどうとか 将来がどうとか
そんなん関係ない、 関係ないところで 人が優しい 思う。
 
ほんっっっとにダメなところを持ってる人が、
違うところで ほんっっっとに素晴らしかったりする、のな。
完璧な人なんていない!
 
愛せるだろ!
 
私もそうだったらいいなあって思ってる。
 
 

2011年7月15日 「脳と能とノート」
 
知ってたかい?
たとえ他の全てをなげうって手離したとしても、
手に入らないものが この世にはあるっていうことを。
 
だから、今持ってるそれを掴んで離さないなら、
他のものを手に入れるのは もっともっと無理なんじゃないか?
 
屁理屈か?いやこじつけか?
 
欲しがらなくたって何でも簡単に手に入る奴もいるけど、
あなたはどう?
あなたは、自分はどっちだと思う?

2012年6月4日

おおぎり大会@京都 ネガポジ
 
笑いすぎて泣いた。
わらえるって、すばらしいことだなあ。
そして誰かを笑わせようって思えることも。
 
愛する人と一緒に
愛する空間で
楽しいイベント見て
おいしいもの食べて
お酒をのんで
ちょっと飲み過ぎてうえってなって
おいしいお茶もろうて
 
うえええ、生きててよかったようー。
 
ごめんなさい。ごめんなさい。
 
 
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げっとげっと!!
 
フミオ ファンなりました。。 最高っした!
 
ベリーブーというバンドのドラマーらしいですよ。
こんどみにいく。
 
 

2011年7月12日 「線/点/す」
 
木がきでない。
 
忌書きでない。
 
狂うなら狂ってくれればいいと思う。
 
いつまでも四分丈の、なさげの、ぽんことんとちーの。
 
声がきこえる間のできごと
自分が自分でいられる間のえそらごと
 
目の前のキラキラした輝きに、
私の苦しみがのみこまれていく。
ただ純粋な光を追い求めつづけられるのなら。
私にもいつかそれが一緒に見れたのなら。

2012年6月3日

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アイリッシュパブ!った!
 
パブとね、バーとね、居酒屋のちがいなのね。
どれがどれでしたっけ。 ドレスデン。
いやわかりますよ。順番くらいは!
 
なんか最近ずっとー な。
うれしいぶんだけ 楽しいぶんだけ おちるのが怖い
酔っぱらいのゆううつな。
 
 
あー女の子 かわいいな。
いいにおいするし なでくりまわしたい。
 
あーでも 警戒しないでって!
私の力じゃ なーにーもーでーきーんーてー。
 
 
恋をして!失って!
また恋をして!
 
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みんな私にやさしい
やさしくないのは 私だけだ…
 
 

2011年7月11日 「general hope」
 
朝5時まえに目が覚める。
外気、静謐な空気を吸い込んだ。
のぼりきらない朝日が、低い角度で足元からこの世界を
すくいあげるように照らすようすは、
めたくそにきれいやった。
 
何もない、ことが何よりの救い、でもある。
いつかは終わる、それ自体が希望で、それだけがリアル。
とは かれらも歌っていた、 こと。
 
目がまた悪くなった。
まばたきするたびにうつりこむ残像、離れない。
同じようにダメで、等しく確かに狂ってく世界が、
今朝の、人気がなくただ静かで、だのに明るく、私にですら未来を感じさせるこの暖かな景色と、
どこまでも
噛み合わない。

2012年6月2日

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散歩にでかけた
 
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この世界 きれいや!
 
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これはちょっと大きくないといけない。クリックで拡大なやーん
 
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光がおどる。あなたとおよぐ。
 
 
 
あのね、うれしいことがいっぱい起きると怖くなるよ。
あなたといると楽しいけれど、怖くなるよ。
その先にいる自分を想像できなくってさ。
 
 

2011年7月11日 「やんぐどーなつ」
 
夜は長い
って誰かが言ったんだっけか。
 
よくわからないけれど、
いま私が泣いているのは悲しいからじゃないってことはわかるもので
じゃあどうして泣いているのか考えたけれど、
わからなかったです。
だから、よけいに よく、わからなくなりました。
 
れれれ
 
夜は… うーん 長くないです。
日によります。
いいえ ケフィアです。
深夜高速です。
 
夜、
ゆ、
夜。
 
わかっていることは、
私は人間が好きだっていうことです。

わかったら かわったら

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何かわかった とか思ったら間違いだよなあ。

2012年6月1日

朝、ついついグダグダしてしもうたら、目の前でバス行かれた。
何やーこの どうしようもない気持ちはー
これが恋かー!
くそー!
 
とかとか
 
仕方ないので一回家戻って、チャリダッシュした。
はあはあ 電車乗るの間に合いました。
駐輪場あいてなかったらアウトやったな
 
 
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なんと肉食べに 誘ってもらい
いきました。こんな写真しかなくてすんません
 
常連のオッチャンに絡まれる感 を演出した的 な感じ。
 
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天ちゃんみたいな人はたらいてた。お茶めっちゃ作ってた
おちゃめっちゃ
 
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やかんがデカダンス
でかさが全く伝わらない
あげく「あのサイズは別に普通」とか言われてしまう。
 
こんなハッピーでいいのかしら。
いい夜だった。
 
 
こうして何かしら書いていると、ああ6月なったんやな、早いな、とか思うんでしょうか
それとも別に何も書かなくても思いますか。そーですか。
 
使ってた携帯電話が、フル充電しても通話をするだけで一瞬で電源が落ちるようになってしまったのが一年前ぐらい。
仕方ないから、その前に使ってた機種を引っ張りだしてきて使っているのですが、
そいつも最近、充電あやうくなってきました。
うえーうええー
 
というか電池パック買う買ういうてて、ずっと放置してるからいけないんだな。
無くてもまあ なんとかなってしまっていることって そのままいきがちよねー
 
そーですか。
 
携帯電話を破壊してようやく世界と繋がってみたいです。
 
でもしーなーいー。
 
 

2011年7月 4日 「炎がきえる、夜がおわる」
 
きれいや、この世界。
私が関わるには勿体無いと心から思う。
汚したくなくて、傷つけたくなくて、
愛したとき、手を離すしかなくなるから、
私は、何も望まないで生きよう、と思ったんだっけか。
 
それはむりだよ。
この世界では、望まないやつに、居場所なんて無いはずなんだ。
弱肉強食っていうのが自然の摂理じゃなかったかしら。
敵を喰らって、仲間を蹴落としてでも生き残ったやつが遺伝子を残せる。
それが すべての根底なのでは?
と、最近思う。
 
でも、遺伝子的に強いやつだけが残るわけじゃない この社会を見ていると、
生き残る強さの定義が違ってるんだろうなあって思う。
でも、弱いやつ かたわ者 が生き残るのが難しいってことだけは、昔から変わらないと私は思う。
 
以前、友達が話してくれたんだけど、
一人いなくなったって、世界はどうにでもなるんだ。当たり前のことだけれど。
私がいなくたって、この世界は、美しい。
とっても美しい!
うそじゃない。
 
私はいつも立ち止まる。なんてことはないと思ってた、いつもの帰り道、いつもと変わらない場所が、
突然見せる、さまざまな美しさに。まさかと思う。はっと息をのむ。
ピンク色に染まった夕暮れ空に、高くそびえるビルがゆらめいている姿。
木々のあいまに、日差しの強いコントラストと、色のとんだ飛行機が通ってゆく景色。
複雑に張り巡らされた電線が、いまこの瞬間にだけ見せるゆがんだ表情。
人間がはきだす排気ガスのにおいも、夜の交差点のとりどりのあかりを眺めていると、私には全部許せる気がしてくるんだ。
 
きれいや、この世界。
私は思う。
うそじゃない。
 
この気持ちが私の全部になればよかった。
でも、私はこの気持ちのために生きることは、結局できなかった。
人を笑顔にさせることができる、私の敬愛する、私の愛してやまない、あの人間たちのように、
誰かのために、何かのために、
力をつかって、泥にまみれて、
それでも最高に美しく、
生きてゆければよかった。
 
なんにも望まないと、ずっと昔に決めたはずだった。
一人ぼっちだったけれど、楽だった。
誰かの幸せを願ったつもりで生きていられたから。
「いい人間」になれた気で、いられたから。
深く関わらなければ、誰にとっても良い人でいられれば、
人は、少しは私を愛してくれるんだろう、と、気づいた。
 
でも、忘れてしまった。
私は、もっと深く関わりたいと思ってしまった。
私は、もっと自分をさらけ出したいと思ってしまった。
私のなかには、きっと教訓も、後悔も、何にも残らない。
 
望むから、私がわるい。
でも、望まなければ、生きてゆかれない。
でも、それはもうできない。
ぐるぐるまわって、
そうしたら、どうしたらいいか、わからなくなったよ。
どう前を向いたらいいか、わからなくなったよ。
 
もっと楽しめと、ひとは言う。
ぜんぶの最善を尽くしてから決めろと、ひとは言う。
私は、そうやって関わりあって生きてゆける、あなたたちが好きです。大好きです。
そこに私が存在できる、そんな景色が、少しでも見えたらいいのに。
そう思って、走りだしたんですよ。
そのことは、うそじゃない。
 
生きていれば、いっぱいいいことがあります。
楽しいこともいっぱい あります。
美しいものにたくさん出会えるでしょう。
私の愛する人間たちを、遠からず見ていられるでしょう。
でも、そこに私はいない。
どこにも、私はいない。
 
炎がきえる、夜がおわる。
灯したぶんだけ、朝がやってくる。
朝は私を裏切らない。朝はいつも私を迎えにくる。
辛いときも病めるときも、必ずここに来てくれる。
けれど私は、それに報いることは、一生できない。