生きてた

目が覚めたときに、
あれ、生きてるわあ、
って思った。
 
なーんだ。
 
なーんだ…
 
 
その日の朝は、あまりにまぶしくて美しかった。
ダンボール箱だらけの 引越し前の部屋で
最後のお昼ご飯を食べた。
 
外食もコンビニめしも
味が濃すぎて舌がびりびりする。
全然受け付けない。しょっぱすぎる。
お腹におさめたあと、全部吐き出して 水で洗い流したくなるような
 
辛いものは好きなんだけどな。
塩辛いものも、元々好きなはず。
 
食べるということに、以前ほど興味がわかなくなっている。
もともと美食にも全然興味がないのだけれど、
おいしいものは、私にとって、一人で楽しめるほど興味があるものじゃあないんだよなあ。
 
そうでなくとも、いろいろとね。
 
死んでるなあ
いけないなあ。
 
でもなんで?
どうして?

“生きてた” への1件の返信

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