平等な病棟

完全に寝坊した、ちこく。
いよいよ寝る前の咳の発作がひどすぎて全然寝付けんかった、
やっぱりお医者さんの薬もきかひんなあ、
この一週間、確実に悪化している。

いうほど普段は咳こまないけど、しばらくして突然にむせる。

最初は風邪のひきはじめかーと思ってたけど、ほかに症状がなさすぎて、
風邪じゃあないな、となんとなく思うけど、なんだろかな。

昨年度末にこんなんなって死にそうやった時は、あまりに必要に迫られて5件ほど医者を回ったけど、どこでも喘息の診断を受けたことはなかったので、たぶん喘息の気はないっぽい、
今回受けたお医者さんでもそう。

全く知識もないのだけど、何かしらかのアレルギー、というのは、ちょっと感覚的にしっくりくる。
が原因がいまだわからないんだー困ったな。

久しぶりにからあげ弁当というものを 食べた。したら公園でのハトの群がり具合がすっごい。

ぼくはこういう時、えさを決してやらない。
俺のめしだぜ!
…もあるけど、言葉の通じない、動物に餌付けするということは、その動物の面倒を最後まで見るぐらいの覚悟がないとだめだと思う
のか?
餌付けされた動物はどうしても、それが当たり前と思うていくから、ね

言葉が通じたとしても、
…まあいいか、

今日気づいたのだけど、これまでハトがむらがってくるときに、なんか横向きで目の前を行ったり来たりするのが、ちょっとシャイなんやなとか思ってたけど、
ちがう!やつら、目が横についてるからや!
やつらはやつらなりに、こっちをまっすぐ見ていたんだな。
そう思ったとたんにギラギラのハトの真っ直ぐな視線がこわなった。
ああ

そしてハトはかしこい。
弁当あけた途端にむらがり、食べていくうちにそのうち過半数が、ちょっと諦めて遠くからこっちをみるようなフォーメーションをとる、
うち2匹が、目の前で、ただひたすらジーッとこっちを見て、左右対称に、アピールポーズ。

都会のハトは「エンターテイメントで報酬をもらう」ということをよく知っているのだなあ。

でもやらん。やらんぞ。あとこのからあげは君らと同じ鳥類や。

持ち場へけーる

どこにいても誰といても
僕の時計 止まったまま、

あたまいたく
咳もどんどん悪化しとう、困った、

ぼくは、ぼくのことが大好きやろうから、ぼくが死んだらだれか泣いてくれるやろうかとか、だれか本気で悲しんでくれるやろうかとか、
そんなことばっか、考えてたよ。

あたまいたく
耳んたい

辛くても 辛いって
言える人もいなく

みんなもっとお辛いか、
とも思い

ぼくは黙りこむ

「おいしい蒟蒻ゼリー」という商品があまりにおいしくなくって、
世の中の「おいしい」の意味について考えさせられました

さっきまで、
ああ私が死ねばいいんだなあ、とか思ってたのが、
ほんとに少しのことばで ちょっと、元気になれるんす。
でも、同時に、
私もそんな風にちょっと、元気にできる人になりたいなあ、と思うので、やっぱあ歯がゆい、身がたりぬ気持ちは つのるんす。

一日のおわりに。

ぼくは、君のことが好きです。