てくてく三昧

久しぶりにテレビを見た。
そしてもつラーメンは食べられなかった。
ぎゃん
でも、でもでも、久しぶりの大阪の街はたまらなく 他人ごとで たまらなく きれいやった。
きれいや この世界!
 
見とれていたら二回つまづいた。
でも、つまづくのは慣れているから 私はこけない。
それがたまに残念
 
赤いマウンテンパーカーのポッケに両手をつっこんで
毛をなびかせて歩く
ズボンあんまし履かない私は、上着ポッケに手つっこめるから冬は好き。
趣味は憧れること。自分なんてどこにもないし忘れた。
多分きっとそう
 
一人ぼっちの見知らぬ他人に声をかけたい
触れて気が触れてしまいたい
違っていたい、違ってしまいたい。
ほらこんなに!って。
多分いつか わらえるよ。
 
昼も夜もなんだかんだ友達と一緒にご飯を食べたんだ。
一日は三食だから、誰かとメシを食うチャンスは実は限られているのかなとか何とか。
めしを食べたい 一緒に。
さむい。私はさみしい。
それでも私は自分をいっつも我慢しているんだって気がついた。
そして、どんなに私が我慢していても、私と一緒にいる人もみんな、いっつも我慢してくれている。
それがとても悲しいことに思えた。
 
あの川にいきたい
あの公園で野垂れ死にたい
多分きっと わらえるよ。
 
欲しいものはわかっている
でももうそれは無理だから、
なるように できるように ただ自然でいようと思った。
 
笑いたくないけど笑いたい と思う気持ちが勝ったら笑えばいい
コップからあふれた分だけ、表に出る。
 
ただ、もう怖いのね。
きみはだいじょうぶ。
きみは 幸せになれるよ。
みんな 幸せになれるよ。
それでいいよ。
私はそれを、ずっと、嫌いでいようと思う。
理由なんてない。
ぜんぶの理不尽を許して、
ぜんぶを理不尽に憎んでいようと思う。
 
 
べつにくらくない、普通。
 
 
 
靴下をやたら買った。
買いすぎた。
でも買わざるをえない状況だった。
 
テンションは上がったけど、何も新しくはならない。
幸せ。