あなたはどこにいるのだろか? 風のたよりも今は途絶え
(灰色の瞳/椎名林檎 より)
だいじ なものが多過ぎて抱えきれないよ!
一人きりなればな。
とても孤独なのだなあ。
したら、そのかたちは私とうり二つだったな。
ずっと一人だったのやろうか?
それに気付かずいられただけで。
そやって心底かなしいお話しだ。
なんどもなんどもループする。
真実だけでいい
うそは、いつか裏返って、ぜんぶが「なかったこと」になる。
それかて君は、なにか考えていっているのか?
なにも考えちゃあいないだろ?
なんて寂しいこの夕暮れ
2011年9月6日 「螺子 れってる」
雨。ある人の名前を呼んだ。
彼は、これからどこへ向かうのだろう。
本当は、
変わってしまうすべてが、一番、不安でおそろしいのは、君なんじゃないのか。
そんなことを、ずっとずっと、考えていたよ。
君の思想の半分も理解できてない私は、それでも確かにその後を追っている。
今、もっともっと先にいるであろう君は、どんな場所にたどり着いているのか。
その景色は、いつか私にも見えるのか。いつか、追いつけるのか。
少しだけ、深呼吸。
吐き出したひと息のさいごのほうに、その名前を混ぜた。
それは、つよくって、うつくしい因子。
私に足りない、力も、苦しみも、全部引きずりながらもってってるような、赤いやみいろ。
でも、そのなかに欠けているものを、きっと私は持っている。
それだけが、ただ気がかりです。
しかし、それはそれでいいことだろう?
納得していくしかないんだ。
いいことを、いいって言っちゃってさ。