力が入らず、コンビニのビニール包装された蒸しパンが開けられなくて、
一日中冬のブランケット肩からかぶってたぐらいずっと寒くて、
みんなが気づいた室内のにおいに私だけ気づかなくって、
くしゃみがやたら出て、目がひらかなくて、
いよいよゲホッゲホッてむせた時に、気がついた。
風邪である。
病気か。
5月の終わり。じぶんは病気かもしれない、と思っていた。
それは今でも少し思うけど、今とは少し意味が違うものだ。
表には出されなかった言葉をひきずりだすことは、今なら簡単だ。
2012年5月31日
うわ、私は病気かもしれない!
きっとそうや。かなり変や。
思い出した、洗濯物干しがこわれたんや。うーわー。干しすう(数)がー。ただでさえずぼらで洗濯する回数が間に合ってないというのに。
自分のほんとーの気持ちかー。
それがキッパリわかって、かつ自分のためになることを選べれたら、そりゃあいいんだろうよー。
いやー、よくぶかなあ!自意識過剰なあ!
恥ずかしいな。
うー
思ってないことはしてないんだよー。
ほんとだよー。
ただなんか痛い!やっぱつらいよ!向いてないよ!
笑って!
2011年9月21日 「おめでとう」
何だか全てのことが不謹慎に思えて私は口をつぐみました。
顔から表情が消えかけていることに気づいたから、そろそろ決断にうつらなければならない。
それでもどんなに踏ん張ってみたって、この感情だけは消しきれない。
おめでとう。
色々なことを話して、色々なことが離れた。
ただただ、引きずられるんじゃない。
自分が自分であるために、それがそれであり続けるために、
どんなに大切なものであっても、置かなきゃならない距離がある。
それは他人であったり、大好きな何かであったりする。
それでも情熱が燃えるのならば、
つづければいい。
やりたいように、やればいい。
おめでとう。
そう、あれから―――