2012年7月30日

もう二日前のことになるけど
一人で、まえ住んでいた街に行った。
 
救いだったのは、すべてが終わったときに、話しをしてくれる人がいたこと。
ありがとう。
 
これでも、立ちむかいに行ったつもりでねえ。
戦いにきた、と思った。
 
そこは景色がずいぶんと変わった気がした。それとも、私の目の位置が変わったやろか。
空がひくい。
それは、知らない街だった。結局のところ。
 
古巣ともよべやしない。
見たことのある、においのない、ただの景色のひとつだった。
 
しかし呼吸が乱れているのは、坂をのぼって歩いてきたせいじゃないんだな。
 
あったものが、なかった。
なくなっていた。
自分のなかにも。その空の下にも。
 
今となっても何を嘆いても、仕方のないことです。
無いものは、どう言い訳してもしょうがないものです。
ない、だけ。
 
 
でも、なかったことにしたくありませんでした。
 
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2011年9月28日 「記憶と想像力」
 
「でもね、想像してみて。」
なつかしい言葉がふと頭をよぎりました
私は想像力がないので、目の前で起こってないこと、体験したことないことは全くといっていいほど 想像できません。
ぜんぶうそになるなら、
でも、それでも夢見ずにいられないこと