人でなしにきをつけて

まえのまえの会社で 仕事の一部で採用電話受付担当みたいのんやってた時に、
ほんまにムリやった 上司が
その会社で、求人することにたいして 陰で
「なんかデザイナーとかいう雰囲気ちらつかせときゃ、華やかっぽいから、給料安くても働きたいやつ来るやろ?」
ていうことを いやーな口調で言ってたんが たまに何度も思い出されるけど
 
ほんまいやで いやで
人を使い捨てにして いかに安く利益になるように使うか みたいな
 
すぐに逃げ出した人もいたし それは正解やと思う
 
でも私はそのとき、そこで雇ってもらうしかなかったのね。
ほかで受からなかったもんねえ
 
定時もとっくに過ぎてたけど その日の仕事おわって帰ろうとしたら
もう終わりか? って言われて
はい今日のぶん終わったので帰ります、って言ったら
何いってんだ、仕事なんて永遠にあるんだよ、残ってるよ、
って言われた
 
土曜日は隔週で出勤だったので、
ある日、出て行ったら鍵があいてなくて
待ってても 誰も来なくて
連絡したら 「ああ、そうやったか。今日は休みにするわ。よかったな、勉強する時間ができて」
って言われた
家に帰った
 
どんどん職場では喋らなくなった
ちょっとの動きで文句言われるからずっとビクビクしてた
お昼休みはコンビニでパン買ってベランダで一人で食べるようにしてた
 
ねちねち問いかける疑問形でずっと、仕事のできなさを責められた
センスねえなあ。何ていうか、仕事のセンスがない。問題外だな。
この程度しかできないのか?何のために雇ったんだ?
もういいわ。時間の無駄。別のことやって。
 
修行だと思った
私は仕事ができないから できるようになるまで帰れないんだ
できるように頑張らなきゃと思った
 
終バスのがして
泣きながら 五条通りを歩いてかえった、
 
くたくたで
ライブもいけなくて
バンドもできないしやれなかった時で
生きられないんだなあとおもった
誰にも必要とされなくて
この程度のこともできなくて
私はこの社会では生きることはできないんだなあと思った
 
ある日、同じように ねちねち言葉で責められつづけて
もうどう答えていいかわからなくて 返事ができなくて
そのことに対しても お前は口がきけないのか?耳が聞こえないのか? とか また責められて
涙が止まらなくなってしまった
 
何も悪いことしてないけど
がんばってるけど だめみたい、
だめなんだ、だめなんだ、だめなんだ、
そう思った、
 
同じ会社のせんぱいと べつの上司のひとが来て
今日はもう帰りな、って 玄関口で 荷物を渡してくれた
 
んで、帰ったら帰ったで
誰に許可をもらった?って次の日言われるし
もうわけわかんなかったなー
 
 
なんていうかね、我慢も修行と 自分でそう思えるならいいけど、
こういう無駄なことをいつまでも我慢しすぎてしまうと
あとあとちゃんと冷静に考えると
全てが無駄ではないにしろ、こんな風にくそどーでもいいことで振り回される時間よりも、
落ち着いて、例えば誰かに教えてもらいながら、ひとつひとつ技術をものにしていけたほうが、
確実に自分のためにも、自分を使ってくれる会社のためにもなるはずですよね。
 
まあだから、暫く我慢はしてもよいけど、見極めは肝心、
まあ自分も大切に。
 
と思います。
 
あと、友達、他の会社で働く年上のひと、自分の理想とする形で働いてるような人、に
「相談すること」大事です。
 
「そんなのありえないことだよ」とか、普通に言ってくれるので。
「労働局いってみ、なんなら一緒に行くし。」とか。
 
案外私は、続けるつもりだったけどクビにされた(正確には「バイトなら雇ってやるけどどうだ」て言われたけど、まあとっくにどうでもよかったので、結構ですと言った)ので、もう運がよかったなー早めでよかったなーと今では思います。
 
おしまい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください