梯子の向こうの弟子

まみれて朝。
何か懐かしい夢を見ていた気がする。
体が重い。息を吸うたびに けだるさが全身にポンプされる。
心と体はひとつだ。どちらがダメになっても、ダメだ。
 
寿司を食べたのはこの日のことだった。
間違いを間違いと認めることで私は確かに優越している。
ただそこにあるもの
 
色んなものを諦めた一日。
色んなものを新しく受け入れた一日。
しかしそこには必ず過去があって、
自分が自分であると思える、何かがあって。
 
吹き抜ける風、そして私は風邪。
何もなつかしくはない。空気がそうさせたことが、良かった。
今日この場所は新しいすべてだった。
ただ間違いない「いま」「ここ」であった。
やまいのようにただようすべてが、
この体ひとつ使って関わる一連の出来事のゆらぎが、
私という歴史をつくるもっとも、確かな輪郭だった。
 
さあ、お帰り。
もう本当に疲れた。本当の本当に疲れた。
丸まって眠る

深くてくらい水

部屋の中でコートを着ているんだけれど、寒気が止まらないのでふるえ
 
恥ずかしいことを恥ずかしいと言えて、
怖いことを怖いと言えて、
自分のいやなことは、やだ、って言えて、
そんな とても素直な心でいられる人を何人か見て、
私は、いつの間にこんなに
何も わからない人になってしまったんだろう。
 
多分、影響なのだろうけど。
私はひとをコピーする。
私は他人によって生きる。
だから私が人に何かをあげられることは、ない。
あるとすれば、誰かのことを別の誰かに手渡ししているだけなんだと思う。
 
そんなクセと、そのくせ忘れられない 私の感情の特性があいまって
私は、私が誰であるかを思い出せないでいる。
だから、しょうがないことなんだ。
 
とても美しいものと一緒にいて
とてもハッピーだった。本当にハッピーだった。
だから、それを傷つけるような私は、もう、いらんないんだ。
 
…だろうか?どうだろうかなあ。
 
くらげのように生きている。
いる、ただそれだけ。
生きている、ただそれだけ。
許されているのは、ただそれだけのような気がするんだ。
それでも私は、私でしかない。
ただのいのち一つでしかない。
それ以上でも、それ以下でもない。
 
 
 
久しぶりに病院とか行った、きがする。
で、点滴を受けようとしたけど、なんかうまく入らなくて
二回ぐらいトライしてもらったけど うまくいかなかったので
じゃあいいですーって帰ってきた。
血管はバッチリいける太さだそうですが。
 
針はこわくない
針は持っていない
刃も私のなかにはない
だから傷つけるとしたら、もっとリキッドな何か。
 
遠くへ
 
お腹がすいた。

やんなるくいな橋

欲しい本と、欲しいCDがいくつかあります。
そして必要なもの、欲しいものその他 がいくつかあります。
 
しかし本当に欲しいものは手に入らないようになっているのです。
でなければきっと苦しみも、喜びも、私にはわからなかったでしょう。
 
必要 という言葉のなかには「必ず」ちう 文字が入っていますが、
必要ということばの重さのなかにはそれは含まれない気がいたします。
 
何気ない人の、
優しさじゃないんだろうけど優しさに感じたことが
嬉しかったです。
それとこれとは関係がありませんが。
 
こないだ、
おいちい具だくさんのグリーンカレーがお腹いっぱい、¥650円で食べられる素敵なカフェーを見つけました。
私はそこに置いてあるCD(せーでー)を見つめました。
静かで、レトロで、落ち着いた雰囲気の店内に並ぶ、
見たこともないようなノイズのCDたち…
… っく…
 
 
ぜーたく疲れ。
それでも擦り切れていくものが何か あるのだろうね。
眠りがやけに 浅い

去らない日々

起きたのは朝9時。書留郵便を受け取った。
洗濯機を三回ぐらい回した。気がする。
色々と服を着てみる。
わからなくなった。
欲しいものなんてもう無いのかもしれない。
 
お昼過ぎまでそうやって家のことを片付けたり、呆けたりして過ごしてから、
初めて聴く音楽を聴いてみた。
ら、思いのほか よいのに出会えて、嬉しかった。
とても悲しくて、綺麗な曲。
 
それを持って出かける。
 
そんなかすれきった、自分ではない何かを、
少しでも何かを、残したくて、残したくて、
人は生きちゃう のではないのでしょうか。
種なしぶどうの生まれてきた意味。
人間に騙されて 実をつける。
そのようなものではないのかなって。
 
神様の人生ゲームなんだもの。
ねえ、見ていますか?
わたし、あなたからいろいろなものを教わったわ。
わたし、鳥かごのなかから、放たれたわ。
でも自由になんてなりたくなかった。
 
 
色々なものから手を離したつもりになったら
やっぱりふわっと体が軽くなる。
必要な重さがなくなって、リアルな肉体がそこから離れて、
執着もない。愛憎もない。
くらげのように波間にただよう ただの価値のない、
つまり理由なんてない、しかし唯一のかけがえのない、
いのち一つになるんだわ。
 
 
愛したことが、
憎んだことが、
触れたことが、
関わったすべてが、
すれ違った事実が、
誰かの心のなかに残るならば 本望だと思ったから、
ここにあなた方への手紙をしたためてゆこうと、思ったのです。
 
去らない日々を片付けはじめる。
少しずつ風呂敷をたたんでゆくように。
 
月に一度か二度、わたしは、在りもしない何かがとても恐ろしくなって、ただ恐ろしくなって、
こういうふうにただ、息をするように、泣いてしまいます。
それを抱きしめてくれていた人は、もういません。
だからこんな私のことは、誰も知らないことになるでしょう。
そして何の記録にも残らない、誰の心の栄養にもならないたましいは、
道路に投げ捨てられた薄い紙くずが、雨にとけてどろどろになって流れていくように、
所在なく、理由も目的もなく、ただ「なる」ほうへ、渦を巻いて、ゆっくりと吸い込まれてゆく。

きじるし

201110272354
 
「黄色はやまいの色じゃね」
晒された首には目もくれずに彼女はそう言った。
そしてその着物に袖を通し、 
黄土にそまったつちくれに、
うれしそうに微笑みかけてこう、

彼ー

二日前?三日前?に作ったカレー。
がまだ食べ終わらないので焦っている。やべ。
この季節だし、毎朝と毎晩火を通しているのでまだ腐らないけど
とりあえず今日は冷凍しようかなっと
 
今日の晩御飯は22時!
何となく幸せなのは、誰かが私に優しかった、
と私が思ったから。
あと最近、ちゃんと寝る時間をとってる。「生活」する時間も。
やっぱりこのぐらいは必要ですね。
 
家に帰ったら、何か懐かしいにおいがした。
ので、暫く目を閉じていた。
たぶん、これは前からの「私んちのにおい」だな。って思った。
ほぼ、キッチンからのカレーのにおいだったのだけれど
きっとそれはカレーのにおいが多くの割合をしめていたのだろう。
私はカレーが好きだったから。
 
あすこは私の家だったのだなあ。
 
私の家の前の、広い通りが、いま夜中に道路工事しまくってるんだけれど。
人の話し声がふつうに聴こえるくらいの部屋なので、けっこうな音量で、
ガラガラガラ、とかドシャーン、とかキャリィぱみゅぱみゅ!とか言うんやけど、
全く睡眠を妨害されることはない、図太い私のたましーがものをゆう。
 
 
ゆわないが
 
朝までぐっすみん
こんな時間に洗濯機まわしてごめんよみなみなさまと言うよしもない工事音に
感謝のけーれー
 
そう今日の晩御飯は
・マヨネーズカレー(ドラムししょーおすすめ)
・海藻サラダとは名ばかりのようするに海藻+青じそドレッシング
 
ついでに今日の昼御飯は
・ピザ味パン
・むしキャラメルパン
 
 
たんすいたんすい!

もつ

ホルモンヤキソバ食べた。
もつもつ
新しい場所を見たかったから新しい場所を見に行った。
切ないけれど、やっぱり、世界は美しい。
もつもつ。
そしてわたしはひとつの記憶を
持つ
 
待つ

すらいせ

お鍋でタマネギを焼いていたら
それが染みたのか こえを止められなかった。
 
思ったのだ。
 
私には、わからないのだ。
 
 
おのれの利となるものだけを得るように、出会い、選び、切り捨てていくのが人間ならば、
 
私はどうして生まれたのだろう。

あじじ

いつのまにか月末。
グルメをしすぎた気がする。お財布やっべ、生活費がない。ぴんち
インドカレー屋さんにいった。
やっぱりナンがおおきくて おいしくて たまりません。
 
遠い昔をなぞりながら、
ああ それはやっぱり むかしなのかなって
考えたくない、でも考えるようになった自分がいて、
 
ただそこにある歌には罪はないって、
思いたくて、でも思えない自分もいて。
 
ずいぶんメールも落ち着いてきた。
 
だれか気づいておくれよ。
だれか止めておくれよ。
 
いつのまにか結末。
 
今年も もーすぐ終わりだねー
 
でも秋ってこんなに長かったっけ?
って色んな人にきいてみる。

かんかんどらむす

歩いて帰る。
なんでも歌にする。
 
すぐ眠った。
 
流れだけすくう。
救いのない出来事すべてが
どうしてこんなに愛おしいのでしょうか
 
うどんが優しい味で泣きそうになった、ほんとうは。