この朝を越えればあなたに会える
この夜をくぐれば もっと深いあなたを知れる。
男の子
あなたは言う。「お前 何が好きなの?」
あなたは言う。「お前 誰が好きなの?」
そういうの困る
まつげに咲いた冬の花
はらはら雪の降る中を、
パープルの上着のフード 目深に被って、走る。
水分の多い(って書くと何かよく考えたら変だけど分かりやすいので)今日の雪は、
地面に到着したらすぐ溶けてしまって、染みて、水たまりになってゆく。しゃびしゃび。
私のまつげに落ちてきた雪の結晶も、すぐに水滴になって視界を邪魔する。
でもなにか心地よくって目を細める。
まつげに咲いた冬の花
あ、いけない。今日は ちみっとだけだけど、マスカラつけてるんだから。
ちみっとだけね。 というわけで、目元の水滴を 指でそっとぬぐう。
昨夜、突然テンションあがりすぎて(よくあること)
朝まで部屋の片付けをやってもたせいで、目の下のクマがもう 病人。
まっくろじゃあああーい Hoooooi!!!!
でも少し 片付きました。
でも 少し っす。
おでこの真ん中にニキビ。鼻のテカリ。目の充血。髪の毛に無数の枝毛。
きいゃあああああっ!! ふーっ!! (理不尽な怒り)
ユーアーユー、ユーアーミー
夢ならずっと目がさめないでいてほしい
なんてね。
ばかなひと
排卵日周辺だからなんかお肌ツルツルなのかな
排卵日って生理はじまってから15日目くらいらしい
で、排卵日の女性ってナントカっていう物質が出てて、全然かわいくない子でも男性から見るとかわいくみえちゃうらしいよ!
いやだ、そんな一時的なモテは…
髪の毛もっせー、切りたいもう切りたい
長さは気に入ってるしもっと伸ばしたい。
このへんなモッサリ量を減らしたい。
はよせんと、ハゲてきたし!!
そうして、少しだけ「大人になっている」自分に気付く。
恥ずかしくなる。恥ずかしくなる。
愛することなんて欠片もできたことがないくせに。
片付けが進行しちゃってるよね。
明日、起きられないフラグよね。
ういー もー
夜が明ければ
少し風邪の症状はましになってる。
咳はまだ出る でも食欲スゴイあるし(腹減った!スープとグリーンカレーつくっといてよかった。)
気分もぜんぜん悪くない。
家でやることすごい沢山あるんだけど
出かけたいし遊びたい これって逃避なんだろなー
まあ外でやらなきゃいけないこともあるから、出かけるけど。
ちゃんと消化してこないとね
終わりが始まる
そんな予感がする、2011年 もうすぐ冬もおしまい。
これだって単純に始まりなんだ。
私は幸せだ。構ってくれる友達だっているし、やりたいことも沢山あるし、行きたい場所もたくさんあるし、恋もオシャレもまだまだできるし、五体満足だし。
気分もぜんぜん悪くない。
あ、いけない、また日記じゃなくなってた
スープを温めて グリーンカレーをたいらげる。
きのう鍋いっぱい作ったのにもう鍋が空っぽ。
ココナツペーストまた買ってこないとな
グリーンカレー作って食べるのが好きだと話したら、
お母さんが そんな難しいの作れるようになったの!って喜んでくれて(モトみたいなん使ってるから材料入れるだけよ)
なんかもう すげー甘い親で それって、すげーだめな今の私の一つの原因でもあるんだけど、、
そんな愛情ってどこから沸いてくんのかなー わけわからん。
私あなたたちに何もしてないのになー デメリットばかりじゃない?
どーでもいいこと真剣に喜ばれて、だめな私を真剣に叱ってくれる、
なにがそんなに嬉しいの?
なにをそんなに必死なの?
誰かのために自分をすり減らすなんて。ぶるぶる
でも私はその愛情をもう うたがいません。ただただ不思議だけど。
たしかに愛されているし、きっと一生変わらず愛してくれるんだろうな。
私もそんなふうに、愛せたらどんなにいいだろう。
いつかわかるのかしらねえ
何はなくても 何もなくても。
「げんきなの? 病気してない? ハッピーなの?
うん、それならいいのよ。」
って。
あたりまえで透明なもの
なるほど、失うときに愛おしさが爆発的に輝くというのなら、
それこそ人生、終わる時にすべてが愛おしくてしかたなくなるのかなあ
捨てられないもの たくさんあるけど、あの世までは持ってけるもんは なんもない。
ってチャボさんが歌ってたその歌詞だけは印象に残った。 「清掃の歌」だそうです。
だとすれば「俺は死ぬまで完成なんかしない」 かぎりなく真
のような。そうでもないような。なんかちがうかな
愛おしいものを持っていけないからって、悔いが残るって意味じゃないけど。
ちゃんと愛さずに最後を迎えてしまったら、目の前の愛おしさをちゃんと愛さずにいたことに 後悔するかなあ。
どうなの?死んだひと。
ちゃんと愛して悔いがなかったら、目の前のものを愛してきて本当によかった、って言って、ゆけますか?
ん?ちゃんと愛する ってなんだ?
おわりのはじまり
いま、なに考えてるの?
どうして急にそっぽを向いたの?
誰が好きで、なにが一番やりたくて、私をどうしたいの?
全部都合のいいふうには、なれないよ。
じょうずに甘えられたって、
親が子供にしてあげるようには、できないよ。
自分で決めたらいいし、決められるよ。
やりたいこと、ちゃんとわかってるよ、できるよ!
そうか、私も同じだね。
きみは私の鏡。合わせて一枚の写し絵だった。
離れたって、あの日々、私たちが一緒にやってきたことが、ぜんぶ無駄だったなんて思わない。
うん、楽しかった!
すっごい、楽しかったよね!!
だから、一緒にいられて、
よかったんだよ。
君の好きな「おとぎ話」
決して色あせはしないだろう
流れ星に願う事は 僕と君の世界の事
(おとぎ話「SMILE」より)
ありがとうござまいるす。
あめ あめ
久しぶりに雨。にびいろ、の一言では言い表せない何かをいっぱいに含んだ空の色。
街あかりが、一面にひろがった雲に投射されているようで せつなくて。
ヒールはいた女性にすんなりと追い越される私の歩くスピード。
あるてぃめっとレイザー聴いてる
なにをそんなに
雨、って、ただ単に鬱陶しいとか、テンション下がるとかそういう観点からではなく、
雨、
をただ感じようとすればするほど、ふしぎで、すごくて、感動する。
つよくて、たくましい自然の力に、ただ平伏するだけ。
人間の力でもまだコントロールなんてできやしないんだ。
ちゃちい傘で自分ひとり守るだけでせいいっぱいだぜ。
傘のない日は ちょうどいいって言い訳して、雨にうたれる 背いっぱい。
額をつたう雫が体温をうばって、皮膚感覚を通して、私が生きているって教えてくれる
美しくて、憂うつ。
あの人みたいで
また私を切なくさせた
くわっ
あなたのありがとうも、私のありがとうと同じ。
ぺらぺらで、とどかない。まるでヴィニール。
つるつるの
熱が出ている 頭ぐらぐらする。ぼーっとする
視界がワンワンしてなんだか気分は酔っ払い。
目の前にはお母さんがこないだくれた、タンカンリキュール原液。
うまそうだ。飲まない。タンサン買ってきて。そしたら割って飲む。
タンサンでタンカンリキュール割って飲む。
いや、飲まない。風邪薬のむ。アルコールなんて今は飲まないし飲んでないわけだから別に酔ってないわけ。
テンション変なのは熱が出ていて頭がくわんくわんしているだけなわけ
わかってる
調子がよろしくないのは体じゃない、心のほう。
とは言うてみたものの体と心は二つで一つ、どっきんぐ。
分けていっこずつ考えるだなんて愚かなことだわよ。明日美さん。きいているの?
だがまだ寝ない。
近所の音楽スタジオを検索する。
無い。
そう、ここは観光地、清水
京都駅あたりと三条付近にいくつか見つけた けど高い。
そう、ここは観光地、京都
くわっ(怒り)
思わず、今まで行っていた樟葉エヌズへの往復運賃を調べる。
うん、
そりゃ電車賃のほうが高くつくわいな。
くわわっ(虚しさ)
チャリで30分くらい(と推定)のところに、エヌズと同じ料金のところがあったので
Do the チェキ。
Do the チェキでDo the チャリ。
チャリで30分って前のエヌズの距離と同じやないけい!!
…いい。すごくいい。嬉しい。これで素敵なスタジオだったらいいな
エヌズ好き。大好き。みんなわかってないんだ。エヌズの良さを。いや、わかってるか。
ただベーアンはくそらしいです。ハイハットの音とかも、よくはないです。きっと。バスドラやぶれっぱなしだしBスタはせまい、ギターの音きこえない、ドラムの音もきこえてない。
それでも私はエヌズがよかった。
それでもやっぱり、エヌズが一番いいと思うよ。
それでもやっぱり、君が一番いいと思うよ。
ばかやろう!!しね!!優しいだけの男なんて!!
うん、このテンションで個人練入りたい
今の私はドラマーでもバンドメンでも何でもない。
それでも私は音楽が好きっていえるのだろうか?
試してみようじゃあないか
欲しいものは
寝癖まみれの髪の毛はボサボサ、寝不足全開の顔は化粧どころか洗顔もしてない状態で黒ずんでいる。
膨らんだリュックを背負い、サンタクロースを思わせるくらいの大きなビニル袋を担ぎながら、手元にはずり落ちそうな手提げふたつ。
毛玉まみれの上着を着て、安物の厚底ブーツをごつごつ言わせながら、坂を下る。
建物のガラスに映った自分の姿を確認すると、髪の毛長いくせに何か女子に見えない、ひどい。マヒトのほうがよっぽど可愛いじゃないかと思う
「何をやっているんだ私は?」、
と一瞬思うが、ぽかぽか降り注ぐ太陽と、すれ違う人々からのほんの少しの好奇の目にあてられて、何かテンションだけは うなぎのぼる。
するとこうなる。
「ああ 何やってるんだろっ、私っ!!」。
坂の途中に工事現場。交通整理する人が道沿いに3人、配置されていて、真ん中二人目のおっちゃんが大荷物の私に、
「あらら、これからどっか引っ越しかいな!」
と満面の笑顔で言うから、
私も満面の笑みで「京都に!」と答えた。
ほんとに引っ越しだと思って言ってたのかどうか分からないけど(多分違う)、おっちゃんはまたナハハと笑って見送ってくれた。
素敵な人。
私ってたいしたことない。たいしたことないんだけど。
それを特別だと思える人たちと私。その間にある、平和で、変で、なんともない日常。
(BGM:クラムボン「おだやかな暮らし」)