2012年8月10日

グリーンカレー食べる。
 
好きなものをただ好きでいたいだけだった。
それがとてもむずかしかった。
 
 
わからない なにがなんだか わからない
自分でもわからない
変わることだらけで
変わらないものがなくって
何ものこらなくて 怖い
 
なかったことにはしたくない
から ならない
でも そのせいで、そのせいでもう
新しい戦いにいくのはもう、こわい。
 
何もみとうない、
何もしりとうない。
うれしかったことが たのしかったことが
裏返ってうそになる瞬間が
くるぐらいなら。
くるうぐらいだ。
 
朝がまたやってくる
私はいまも笑っている
うれしくて仕方がないこともある
それはつづかない。
そしてそれは普通のことだ。
 
今、たった今。
確かなことはそれしかない。
でも、それしかないと思ってしまったら、
とても悲しい
 
どうして。
 
 
あすみぐるぐるまわる、あすみぐるぐるまわる。
 
 
 
 
 
 
 
十月二十一日
 

2011年10月21日 「どもる」
 
一年、もどってみた。
 
私は忘れっぽいから、自分についての記録を沢山残しておくのが日課である。
でもどんなに詳細に残したところで、
ここに存在する生々しい肉のかたまり、わたし。
その ほんの少しも再現できないことにガチガチする。
 
ガチガチする。
 
それでも。まだ私の食欲をうせさせるには十分な名残のあるこの出来事は、
一年やそこら経ったところでどうにもこうにも 消えることはなく、
どうしようもないです。
でもそこから目をそらすことも、逃げることも、
私には やっぱりできなかったんだ。
 
全力で憎むし、
全力で怖がるし、
全力で愛するよ。
 
普通とか、思いやりとか、正しさとか、
どーだっていい。
 
やりたいことしかできない。
だから、うまくいくんだ。
 
生きるのなら、いのち一つ、なんだろうな。
うまくできないけれど。
どんなに頑張っても、明るい歌が歌えないかもしれないけれど。
 
全部覚えているよ。
最低な出来事すべてを。
痛みのなかに、私が生きているあかし。
許せないし、許さない。
それでも、私がここにいる意味。
この手が、触れる温度が、そこにある理由。
 
説明なんていらないけれど、
証明できるはず。
直感できっとわかるはず。
 
ねえ、私生きているよ。
おめでとう。

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