ゆかたを借りてしまった!
きれるかなー
メロンをもらってしまった!
おいちなー
口からでる言葉 でない言葉。
すこしだけ整理がついたのだ。
と思った。
ぜんぜん平気だなあ、って気づいてしまうと
私はもう何もかも 自分もふくめ誰のことも
どうでもいいのかもしれないな、とも思う。
いっつも大体眠くって、いっつも大体くたくただ。
それでもずっとがうれしいことだ。
お腹がすくことは。
息がととのっているということは。
目がかすまず、意味なく吐くこともなく、
世界がとてもきれいだと思えるということは。
戻りたくはないなあ。
いいことを、いいって言って、
やっちゃうしかないです。
みんなそうなのかな。
常識的なしあわせ、って、結局ゆきつくところなのかな。
2011年11月7日 「からふとかれふ」
空符と彼婦
家に帰ったら、とても懐かしく、優しく、あたたかいにおいがした。
ああ、帰ってきたんだな、って思った。
変わらない何かを求めて、変わっていく姿を、
私が許しても、私は忘れることはできない。
遠くにあるはずの景色がにじんで目の前に現れるとき、
足元にその場所が確かに存在する。
そう、ひとが居る場所はいつも、見ている「地点」じゃない、
ひととひとが関わることで、または関わらないことで、
生まれるただの、「視点」なんだ。
何も変わらない。
あなたがあなたである以上、
自分にしか成れない存在である以上、
においと、記憶をともなって、いま、ここ。
単純だけど少しの目の位置で何にでも変われるって
そう、私がただ一人、自分自身で立とうとした頃、全てのはじまり。全てのルーツがそれだった。
思い出の善し悪しは現状の満足度で
きまる