何があるかしら?
この壁のむこうに。
何があるかしら?
この日々とできごとの 向こう側に。
壁を
のぼろうとする人も、壊そうとする人もいるけれど
あなたは 穴を掘ってる気がする、
って 言われたことがある。
穴を掘って、壁をみあげて、ただ笑ってるって。
その言葉の真意はまだ私にはわからない。
そもそもひとからはなたれた時点で、真意、なんてものはどこにもなくなるものかもしれない。
でも、その言葉きいて、確かにそうねえとも思った。
穴を掘ってる。
穴のなかから壁を見上げて、笑ってる。
何があるかしら?
この壁のむこうに。
この先にいまは見えないもの。
いまはわからないこと。
あなたはいったい何で、いつでも頑張っているだろう。
わたしはいったい何を、いつまでも耐えているだろう。
ローリングローリング
ころがって つまづいて
愛するひとに会いに行く