みんなのみてる「音楽」と、
ぼくのみてる「音楽」は、別のものかもしれないな。と今日は思った。
それは、ちょっとだけど、さみしい。
でも、自分の思ってるのが間違いだとは絶対に絶対に、思わないのだ。
完璧な間違いなんて、この世のどこにもない。
同じじゃあ、つまらないだろうしな、
そんなの言い訳か。
近しい人が見つかればいいか、
そんなの気休めか。
違っててもいい、
そんでも、ぼくのことを認めてくれる人が もしもいたらいいのになあ、と、思う。
違うことは当たり前だから、
わかったうえで、個としての存在を、許してほしいだけなんじゃないのか、
それがなんだか、僕にはとてもむつかしい、
あの日きみは一体どんな気持ちで、
「音楽の距離は人それぞれだから」
って言ったのだろー。
そやって考えた。
蝉時雨と
午後の光
まだ生きて果てぬこの身なら