ずいぶん前に自分と同じだったもの
そこから引き剥がされた私は 死ぬほどの苦しみのなかで もがいたあと、
また歩き出した
またこの極論者は大げさに言うなあー とおもうでしょうか、
死ぬつもりだったよ、
毎日毎日、いっそ殺せと思って泣いてたよ、
何も食べられない日がつづいたよ、
頭がはたらかないから むりやり食べても
一口でいらなくなった
何もなかった
何もしたくなかった
ちがう方へいった君が体験してないだろう とは
言いきりはしないけど
引き剥がされて 遠くへいったきみが
それでも悔しいと思ってること
私にはわかるつもりなんだ
なにせ分身のようなものだったから
ねえ、その感情から何も学べなかったら
何も動けないあの日のままだよ
安全なところから そとへ 手を伸ばさなきゃ
何も得られないんだよ
気づいてよ