らふのまにのふ

しらふの君といるのが楽しかったから
酔っぱらいの君に会える日を心待ちにしようと思えたよ。
 
ぼくはつよくなる、なりたいと願う、
変わらないものをさげすむことなく、
変わるものをさげすむことなく、
だれもが乗り越えたり壊したりするためにあらゆる手段を試みるおおきな壁の足元で、
ただひたすらに、穴を掘り続けよう。
穴のなかから、それをまぶしそうに見上げて、ずっとずっと笑っていよう。