職場をでたとたん、なんだこの祭りムードは。
祇園祭って行ったことない、はず。
なんか地元の方の噂によると、天神祭より人ごみがヤバイらしい。
なぜなら道がはるかに狭いから、とのこと。
ふむ!
困ったんは、いつものバス停が移動していたこと。
普段、私の乗るバスがやって来る四条通りのド真ん中が、あきらかに、人が歩いていいゾーン になっとる。
だからバスがいつもと違う変な道順から走りだす。
ああ途中で降りればよかったな、と、
タクシーだらけ 人まみれの四条通りにバスが帰ってきたときに、思うた。
ぐーるぐる。
今朝、5時ごろなぜだか目が覚めた。
電気をつけっぱなしでいつの間にか寝ていたらしく、
何時だかわからず、仕事さぼって寝過ごしてしまった気もして、
びっくりして携帯を開いて時間を確認する。
めずらしい人から、ことばが届いた。
最近夢を見たので、なんだか不思議な感じ。
きみ悪くないよ。
きみは私を、嫌ってくれたらいいよ。
夜は、私の天敵のはずなのに、理解ならないはずなのに、
どうしてこんなに優しいのか、どうしてこんなに吸い込みたくなるのか、
わかりません。
それは、君を見ているときのようです。
だから私は、私もその闇色を食べることができたらどんなにいいかと思ったものでした。
やっと来た市バス、今日は乱暴な運転手にあたってしまったようで
グワングワン揺れるバスの中から、いつもの二倍は人が歩いている通りを眺めた。
浴衣の人たち、家族連れ、はしゃぐ外人ら、風船くくりつけた子供、団体で歩く若者たち。
見慣れない屋台、ド派手なやぐら、歩道に出張った飲食店のテーブル。
その景色のなかに何かを探そうとした。
本当はいつも、探そうとしてしまうけれど、やめることにしている。
探すのやめて、睨みつける。
ただ、睨みつけてみるだけだけどね。
ここに引っ越してきてから、私の生活や視界のなかに、みずから望まなくても、足を運ばなくても、
ひとびとの非日常が、ひとびとの望みが、勝手に入ってくる。
そんな土地に引っ越すのは初めてかもしれないね。
ただ単に度合いの差、ってことなのかな。
近所の、異様に料金が高くて 普段全く車が停まってないパーキングに、今夜は車が一台みえる。
うん。ただいま。
今日の四条堀川。
ふうせん。