2012年4月30日

月曜日、祝日。
 
雨。
じごくのような気分を抱いて、帰ったらすぐ目をとじた。
 
友達の電話で目がさめる。
 
ああとおくから 誰かのことばが
 
きこえる
 
もっとそれがききたい。
 
抜け出せないのも抜け出したくないのも自分なんだろうけど
もしも、つよい力に引っ張られたら?
それを私が少しでも望んだら?
それは、なに?
欠けてるものは、なに?
 
でっかいエクスクラメーションマーク。
まだぼんやりと、でもたしかに、でっかく、
浮かんでいる
 
 
 
 
 
季節が一周する。
 
 

2011年4月25日 「お葬式」
 
風船、邪魔だったので、割っときました。
 
走馬灯もエンドロールもない
お線香をチーン。
 
はい!
おかげさまで、私は大丈夫。
 
言われたとおり、無理はしない。
嫌いなものは嫌い、許せないものは許せない。
 
以上です。

なんかいだってやり直す

浮いて沈んで浮いて沈んで浮いて沈んで
 
ただ、後悔はしたくないし、してないって言いたい!
してきたことは、やっぱり間違いだったんだって思うけれど、
私は、そうしたかったんだよ。
 
私が、どんなにしんどくっても、そうしてきたかったんだから、
悔しいけどまあもう一回。
とっても辛い。けど、
やれることを、やるんだよ。
だからうまくいくんだよ
 
 

いつでもそうさ、何かと戦った気分で行きている
 
なんてな。
素直に、
素直に生きられりゃ どんなにいいだろう!
 
ああ 歴史上では 何てちっぽけな生涯、生涯
ああ でも世界中で たった一つだけの人生、人生
 
ああ、運命が俺を駆り立てている
ああ、まだまだ行かなきゃならないな、
 
行かなきゃ
 
(地元のダンナ/エレファントカシマシ より)

2012年4月29日

死なないから、生きている。
 
私には何にもないからな、
そう言って笑った
 
全てを晒すことは割り切ってるから平気なんだ。
ときどき虚しいのは
向いてないな、って、思うとき だけ
 
 

2011年4月23日 「マザー」
 
走る。
胸の中いッ、ぱいに広がったもやもやを 吹っ飛ばすために。
 
電車に乗った。
進行方向に向かって座席が並んでる形の車両で、
前の席に座ってる、知らないスーツの男の子(年齢はわからないがこう呼ぶ)の、窓際によっかかった後頭部が見える。
彼の、短い髪の毛からのぞく耳のかたち、頭のかたちを眺める。
髪の毛が今日の雨のためにか、うっすら濡れている。
この頭のなかに、いったい何が詰まっているのだろうか。
私と同じ、頭蓋に守られた脳みその中に、一体この人をこの人たらしめている、どんな、何が、詰まっているのだろうか。
私のそれと、何が違うのだろうか。どうして、違うと「感じる」のだろうか。
 
私は、また私に還っていく。
もちろん、ゼロから始めるのは不可能で、私は生きた、私は知った。
沢山のものを引きずりながら、ずるずる、もとの世界へ、帰る。
 
いつか子宮へかえる。
あなたが私を、私が私を、
愛したすがたに、還るんだ。

冷鉄人間論

no one can touch me,
no one can hate me,
no one can betray me.
 
201204280058_2

2012年4月28日

でかいエクスクラメーションマークがうかんだ。
これが答えなのか確信もないし
ただなんとなくなんだけど
 
想像したいなって思った。
 
 
 
つづく
 
 

2011年4月22日 「記憶と錯覚」
 
覚えておけ、これはゲームなんかじゃない。
守るべきルールも、時間制限も存在しない。
待つことさえできれば、風船は割れることはない。
待つことさえできれば。
ただ、この時間を、やり過ごすことさえできれば。

2012年4月27日

2011年4月18日 「フイのことば」
 
朝、駅のホーム。
間違いなく積もっていくわだかまりに 殺されそうになりながら、
電話をくれた友達と、少しだけ話した。
 
いつも通り、何でもない話をするんだけど、不意に、
全然話題と関係ないタイミングで、
「あすみ、元気か?」
って、優しい声で言われて、 胸に がつんとくる。
涙で目が潤んで、前が見えなくなるけど、声色には出さないように、堪える。
 
うれしかった。
 
それでも、何も変えられなかったけれど。
 
別の友人はこの前日、私にこう言った。
「お前がそうしていることで、お前自身が傷ついてる、ってことに気づいてるか?
 俺らに言ってることが、何も実行できない自分に。」
 
それでも、
私は、最後の最後まで、何も変えられなかった。
ぎりぎりのところまで、もしかしたら、もしかしたら、って、思っていた。
続けたって、自分が傷つくばかりで、幸せになんてなれないこと、わかっていたのに、
やめられなかったよ。
 
でも、この日、この朝、
確かに、思えたんだ。
 
私は、愛されてる、って。
 
決定的なきっかけではなかったかもしれない。
でも、私のことを愛して、信じてくれている、すべての人の、
少しずつ、少しずつ関わってくれてきていた その力が、
間違いなく、私のなかに蓄積していたように、思う。
 
そして、この日、この朝、
確かに私の中の何かが、変わったんだと思う。

2012年4月26日

きゅる
 
あれ?
 
…あれ?
 
 
 

2011年4月12日 「精算 仮」
 
2010年10月末、私は何も知らなかった。
それから訪れた地獄のような日々、私にとって自業自得の日々。
私はたくさんのことを知った。
たくさん人間について知った。
新しい当たり前と、気づかなかった自分自身について。
何度も何度も死のうと思ったし殺そうと思った。
何度も何度もすがりつこうとしたし、振り解かれれば憎しみが爆発した。
かなわないならやめようと思った。
愛されないならやめようと思った。
それでも生きている。
それでも誰かを愛したいと思っている。
 
私がリビングで泣いていたのを、
「ほら行くよ」って玄関まで連れていってくれたあの手。
 
あれが、愛だと思う。
 
忘れない。忘れない。
人間は、忘れることができる。
あの身を焼くような憎しみや、激しい恋情や、嫉妬。
ぜんぶひっくるめて私であり、私は人間である。
 
「スマートに」なんて、「効率よく」なんて、「お互いのために」なんて、みんな言うけれど、
このドロドロした感情のポテンシャルを絶対持っていて、
時にそれが噴出してしまって、そんな自分に苦悩し、葛藤し、
誰かのためにって言いながら、為りたい自分に為る為に、堪え続けるのが、
人間であってほしい。すべての人間で、あってほしい。

2012年4月25日(2)

足から力が抜けっぱなしで、うまく立てない。
ぎりぎり歩く
激しいデジャブ。
視界が白っぽくかすんでいる
頭がくらくらする
天気は晴れ
季節は春。
殺される。
殺されるならまだいい。
私を殺して、ください。

2012年4月25日

流動食で生きている。
目の前が霞んでくるけど
怖いものなんて
あるのかな?
 
生きる理由がないこと以上に?
死ぬことを実行しようとする、その瞬間以上に?
 
 
 
 
きゅるきゅるきゅるきゅる。
 
 

2011年4月12日 あれが狂う
 
死にそう
な状況の中 気づいたら三日が経過していた。
びっくりした。
 
びっくりしたと同時に、「ああ…でもまだ、三日しか経ってないのか」と思った。
地獄のような心境のときは一分一秒が恐ろしく長い。
自分の心臓の音しか聞こえなくなる。
音楽どころじゃない。インターネットどころじゃない。
目の前のこの時間をどうやってやり過ごせばいいかがわからなくて目の前が真っ暗になって、
うずくまって、耳をふさぐ。心臓の音をただただ、数える。
いーち、にーい、さーん、…
数えるのに慣れてくると数えながらいやなことを考えてしまう。
目を閉じていると長く感じるから開くが、目の前の世界が怖くなってまた閉じる。
その繰り返し。
そして、それも耐えられなくなって、ぶり返し。
 
涙が流れる間はまだいい。涙が、悲しみや 何かの感情を溶かしてくれるから。
本当にキツイのは、涙も流れてくれないとき
 
考えが頭を、ぐるぐる、ぐるぐる回って、
「でも」、「どうして」、「もしかしたら」、「でも」。
最終的に、「こんなに苦しいのがずっと続くならやめたい」。
 
やめられるもんならやめてみろよ。頭でっかち。いくじなし。
 
とりあえず今のところは、春の陽が照っているし、
ほんの少しの希望を、自分で勝手に むりくり、思い込んでいるところだから、ギリ大丈夫。
やることをやる。やれることをやる。
陽が落ちるまでに。
陽が落ちてからは、たぶんまた戦争だ。
 
あああ あれがくる あれがくる。
 
とりあえず、
マニキュアをリムーヴ!
三日ぶりにシャワーを浴びて頭を洗う。
ムダ毛をリムーヴ!
 
したところで、自分の中の問題が解決しない限り 気分はあんまりさっぱりしないんだろうけど、
浮浪者のようななりでいつも歩いているので(最近は目つきもちょっとヤバイっぽい)、
その浮浪者感をあっぷするのはとりあえず防ぐ。
あー着る服がない。
 
お腹があんまり空かないのが、問題。
限界に眠いのにすぐ嫌な夢を見て汗だくで目覚めてしまうのも、問題。
 
でも、望みがなくても、少しでも、欲しい愛情に包まれているあいだと、
思い込んででも、少しでも、望みを持てているあいだは、
五月蝿かった心臓が、しんとなって、お腹が空いてくる。
 
この瞬間に生きている。と思う。
 
私は、何をまた繰り返しているのか。
前もやったじゃん、これ。
馬鹿みたいだ、いや、馬鹿なんだけど。
わからない、です。どうして 辛いのにやめられないんだろうねえ。
やめられないねえ。
あっはっは。
 
漫画「ヤサシイワタシ/ひぐちアサ」 の中にある表現が、自分なりに、今わかった。
答えを間違うと、風船が膨らんでいく。焦りばかりがつのって、また間違う。
うわあ、もういやだ、破裂するならしてしまえと思って、めちゃめちゃになって、わけのわからないことをやる。
 
しぼむのを、待てばいいのにね。
 
BGM:Syrup16g「デイパス」
この曲は、大学入って以降ずっと、私の人生のテーマ曲(なんか語弊があるけど、うまい表現が思いつかないのでこれで)です。
ほんとに、コンスタントに、一番好きな曲。

2012年4月24日

理屈も感情も何も関係ない
ただその声に
生かされているんだ、
生かされているんだ、
 
僕も君も
 
 
 

2011年4月6日 汗かいて生きる
 
まっくらなみちを走る、
胸を高ぶらせ走る。
 
私のために走ってくれる人はいないけれど、
誰かのために、私は、走る。
私が求めるから。シンプルにそれだけ。
私は、私が愛する何かのために、格好悪くても、しんどくても、走れる人でありたい。
 
誰かの「ために」とは言うが、
私が勝手に求めるという場合も含めて、ね。
求められたくないって思ってる人にぶつかっていくのは、誰かのために、と言っていいのか甚だ疑問ではあるけど、それもここで含めてみる。
 
結局は無駄になっても、自分のキャパオーバーでも、それでも走れる人でありたい。
泣いてもいいから、話してほしいよ。
誰もが、余分な体力、抱えきれないキャパシティのために、とじてしまっているなら、
なぜ人は生きる?
なぜ私は存在する?
困った。ひじょーに、困った。
必要最低限の関係なんて、嫌だ。私は、嫌だ。
 
今は誰も、私を求めて走ったりしない。私は追うばかり。
それでもいつか、互いに全力でぶつかりあえるくらいの誰かに、また出会えるし、またそういう関係を築いていけると思っている。今は。
 
追う・追われるの関係??
私が求めるのはそんなものじゃない。
追えば逃げる?逃げたら諦める?嫌われたらしょうがないもんね?
それでも求める心は止まらないよ、きっと。
 
違いと、間違いに、何回も絶望するけど。
私には今のところ、やめることができない。
人間は、面白い。 好きです。
 
とじた殻の世界を開かせるような、信じられないようなすごい力が、人間のおなかの底には宿っているはずだから。
 
人間の生命力は、願う力、だ。
諦めたところでまたいつか、ぶりかえしてくる、静かから生まれる、情熱の炎だろ。
叶うから、願うんじゃない。叶わないから、願っても仕方ないんじゃない。
あんた、死にたいんじゃないんだろう?
叶うかもしれないって、願いながら、生きていたいんだろう?
願うから、叶うことを望むんだ。願うから、生きられるんだ。