いっぱい買い物できるとうれしいんだってさ。
ほんと?
その中に、ほんとに欲しいもの、いくつあんの?
こうして歩いてると
いろんな人のいろんな生活が、あたりまえにそこにあって、どこにでもあって、
でもそこに自分はいなくって、
確かに自分は存在していて、どこかには居る、わけだけど、
でもそれが交わることは、
なんだか途方もない 途方もないことに、思うのです。
波よせて いつかの街へまた降り立った。
ああ、もーやめて。
そっちへは 行きたくないの。
もーやめて。
行きたくないよ。