あなたを忘れてしまうだろー

ずっと暇なく動き続けてる気がする、とひとが言うた。
いったん落ち着けよ、って。

そらあ僕かて落ち着くことができるなら落ち着きたい。ものだ。
腰落ち着けて、ちゃんと一つ一つ取り組みたい。ものだ。

でもなかなかさせてもらえない。
ような 気がしてる。

生きるために理由を付け足して、付けたして、付け足して、
そやって何とか保ってるだけなんだよ。
立ち止まったら、息ができなくなってしまう。

ご飯とお酒。
しあわせ。

朝がきて、

地下の鉄道路線のだーれもいない待合にて、
ゔーーーーーーんという構内の音だけが、
途切れずひびいてた。

どこへ来たんだろう?と。

いろんなことを思うたし、喋った。

この道は果たして、
行きなのか、帰りなのか?

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