ひつよなひと

世界中に、わけわからんくらい、たくさんの人がいて、
全員が必要なひと。だと 思いたいのね。
それはたぶん、自分がいらない人だって言われたく、ないからなんだけど、
 
世界中に、わけわからんくらい、たくさんの人がいて、
そのうちの全員に生きる意味(なんてものは突き詰めてしまえば誰にもない思うけど他に言葉がみつかんない)があったとして、
みんな価値があって、一人一人は多かれ少なかれ、長かれ短かれ平等に、いのちをもらっているとして、
 
そのうち、
私を嫌いでないひとって、どのくらいいるだろうか?
私を好きなひとはどのくらいいるだろうか?
じゃあ、そんなかから、私の言葉を理解してくれるひとは何割いるだろう?
 
さらに、その言葉へ、心からの真剣なレスポンスを返してくれる人は果たして何人いるだろか?
 
私を、好きだと言ってくれる人がいるとして、
でも、私の感情をたいせつにしてくれるひとは果たして何人いるのだろうか。
 
わたし、自分自分、て ね。
 
うん
 
わかってる、みんな、自分の大事なものだけ、守ってくしかできないってだけ。
手をつなげば、持てる荷物は片手だけ。
 
強くならねば、
心が揺れないように
大切なものを守れるように
ひとりで生きていけるように

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