三月三十一日

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淀屋橋。
 
目をこらしたら、空気中に、スナアラシのような雨粒がみえた。
 
その向こうに沢山の、背の高いビル郡が見えたけれど、
なんだか今日は、それら景色のなかに見える背の高い建物類、全部が
なんにも建っていない状態の、だだっ広い平地が、たやすく想像ついた。
 
指で押したら ぱたん、と倒れそうな
ハリボテたち。
 
ひとつずつ指で押すふりもして
ぱたん、
ぱたんって
 
風はすうすう指の間を
すりぬける
 
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からの
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寿司ターイム

のず

春は暖かいけどきらい。
君を連れ去ってしまうから。
だからこのまま花が咲かなくてもいいと思う。
君とくっついていられるのなら。
 
むりかな。
 
むりは、よくないね。
 
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電車 頭上通過中 の ず

過去がいまに与えつづけるように

ほうれんそう卵焼きたべる。
それはやがて私のからだの中で、血になってめぐって、
この体温になって、消化されていく。
 
あったかいご飯と、この時間は、
確かにここにあって、確かに私の幸せなんだけどね、
それって なんなんだろうね、
どうせすぐ消えてなくなってしまうのにね。
 
 
離れた人のことは、良いことばかり思い出す。
 
母方のおばあちゃんのことを、たまに、ふと思い出す。
おばあちゃんは、小さい頃よく家出してた私を、迎えにきては、
家に帰る私を 近くの道の角まで見送っててくれて
(おばあちゃんの家は、同じ町内にあるけど家は別だったのです)、
見えなくなるまで ずーと手をふっててくれたっけな。
 
今でも、あの姿と、あの帰り道をはっきりと思い出すことができる。
腰の白いエプロンと曲がった腰がかわいいおばあちゃんは オリジナルのうたをいっぱい歌ってくれたんだ。
 
「あーすみちゃんはい〜い子〜 か〜わい〜い子♪」
とか
「なっかよっくしっなさ〜い あ〜ねお〜とと(=姉・弟)〜♪」とか、
 
名作揃いでした。
 
今もその愛を思い出すとなみだが出るのは、
私にその部分があまりにも備わってないからだって、そんな気がしたりもする。
 
わたしに理解できないことは、
やっぱり私のぜんぶを おおきくはみ出していることであって、
すごすぎて、意味不明で、その違いっぷりに 震える。
 
でも、おばあちゃんは、人を信じられんかった。
そのことも、たまに思い出す。
家の玄関に、5コも6コも鍵をかけては、入る時に四苦八苦してるさまが
おかしくってさ
 
今となってもあんまり笑えないのは
私もいつかそーなるんかなーとか、ふと、思うから。
私も人を信じられないほう、かな、って、思うから。
 
実家にいた頃の、ふるいむかしを思い出すと、
いがみ合う家族と、常にものさしで比べられてるような血縁関係に、うんざりしてはいた。
うまくやれないものだよね。
健康で育ってくれればいいだなんて、うそだよね。
 
おとーさんとおかーさんも、よく怒鳴り合ったり喧嘩してた。
 
私もいつかそうなるんかなあ、って、思っていたから、
愛とか恋とか、最終的に何の意味があんのかわからないって思っていた。
信じられるのは自分だけなんだろーなって。
だって、誰かを信じても、愛しても、裏切られて、嫌われて、いがみあうことになるのかもしれない。
なぜって、みんな自分のことが、いちばん、大事だから。
家族でもそうなんだから、他人だったら、もっとむりだ。
 
どうせ嫌いになるなら、なられるなら、
わかりあえないなら、傷つけあってしまうなら、邪魔しあうだけなら。
結局そういう風にしかお互いいられなくなるなら、
 
近づかないで、遠くから見てたら、一番幸せで、
それでも好きって思えるなら、ほんとに好きってことなんじゃないかなーって、
思っていたら、
まあ、
怒られたよねー
 
 
…あの子はげんきかなー
すごい好きだったけど
私がダメすぎてサヨナラだったんだったよね
世界の終りかと思っていたけど傷つけていたのは私だったよねー
とか言うのは今更で もう忘れかけてることに対して 美化しすぎだよねー
だよねだよねだよねー
 
ああ、でも、
たとえ嫌われても、自分の価値観の押し付けであっても、はじめっから自分であろう、って。
嘘をついて、虚勢はるのはもうやめよう、って、
思ったのは きみがいたからだよね。
 
恋をする。
喜びも悲しみも深くなる。
人生が色づく。景色がぜんっぜん違って 見える。
ひとつも無駄なことなんてない。
色んなことが、わかるし、かわるよ。

こたえは風にふかれてしまう

いま、私はとても幸せに思っているけれど、
この気持ちも、いつの間にか知らないうち、「なかったこと」になるかなあ。
長くもなんともない人間の歴史のなか、さらにどうでもいいほど狭い一人の人生のうちでさえ、
変化と、日常のせわしなさのなか、
誰の目にもふれない場所で、
静かに あさつゆに
とけてしまうかな。
 
気付くことすら知らずに
 
いま、こんなに私は幸せに思っているのにな。
 
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三月二十四に 髪の毛切りました。
 

何も変わらないすぎて「え、切る切る言うてたのは聞いたけど、ほんとに切ったのそれ!」っていうレベルなので
 
いいです。
 
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深草 エンヘアーっていうお店に、久しぶりに切りに行って
オーナーさんはやっぱりいい感じのくだけた人で、
店内とかおしゃれーだけど落ち着く雰囲気がすきです。
つってもこれで二度目だし、そもそも美容院というものに半年に一回ぐらいしか行かない。
 
上のリンク先の写真ではすごいオシャレそうに見えるけど
このお店の周辺の低い建物の雰囲気とか すごい なごやかでゆるゆるで
写真よりずっと好き、
だー
よー

春がきた

早く春が来ればいいのに。
(春なんて来なければいいいのに。)
 
暖かくなって、外にいっぱい出られるのが楽しみだな。
(寒くなって、きみの手が遠ざかってしまうのが悲しいな。)
 
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画像のサイズやっぱり模索中
 
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あんたかわえなー

うえってきた

電車に乗るのは、簡単。
駅まで行って、お金を買って切符買って改札通って、決まった時間の電車に乗る。
降りたい駅で降りて、改札を通って出る。
簡単だよね。
でも、それが難しいときもある。
それが難しいひともいる。
 
「誰でもできること」って、
「誰でもできること」じゃないんだよ。
 
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床です。

駆け足ですぎる日々

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奈良いった。
 
そしてしかにせんべいをやる ¥150
 
高校時代、修学旅行でも来たことはあるのですが
せんべいやろうと近づいて制服のブラウスはみはみされてヨダレまみれになったことはいい思い出です
 
小さい女の子が、鹿にイジワルしすぎて、
キレた鹿がすごい速度のチョップを繰り出してたのを見ました。
チョップはすごい勢いで、女の子の持っていたせんべいの半分をスパッと切り、地面に叩き落としました。
さすが野生 あのチョップが女の子に当たっていたら、おでこ切れて血が出ていた ぐらいの速さやったと思う。
女の子は一瞬後に、ギャー!って逃げていきました
 
はーええもん見れた帰ろう
 
私は全然観光に興味がない
おどろくほどに。
でも観光に興味があって目をかがやかせて喜んでる人たちを見るのはまあ好き
変わった場所もまあ好き
 
ただ観光地ってだけで高いお金払ったりして何かすることに、ぜんっぜん価値を見いだせなくてしぶる。
むりくり思い出をつくろうとする雰囲気にも ちょっと楽しみを見出しかねる。
楽しいことなかったなら、なかったでいいのに。
もっと近くに、もっと大事なこととか珍しいものはいっぱいあるのに。
 
ごめんごめん ついていくのは嫌じゃないし、遠出は楽しいし
おいしいもの食べるのも好きだよー うん。
もっと好きなものがあるけども!
まあ、たまにはね いいよね。たまには。
 
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カメ
 
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カメにむらがる人々

恋のような

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夢を見た。
世界の終わりに、きみと二人で歩くゆめ。
 
砂漠のような、白かきいろの視界の中で、何か探していた気がする。
けれど、二人でいれば怖くないってわかっていたから、
楽しかったな。
 
走る電車のどっか隙間から、風のきれる音
ぷしししし しし ししっし。
 
いーぶんとか
言い分とか
 
すごく喉を通したくなるいい響きだけど、言葉の意味自体はそうでもないな。
 
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おれの右の足首

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一ヶ月まえくらいに ぐねった右の足首が
なんかずっと、曲げると痛かったりしていたのが、
最近、歩くと痛かったりしている。
 
なんか呪文みたいやな
グネッタ マゲルト アルクトふぁー!
 

!!
 
ちょーやだよねーもーやだよねー
 
ペリよ、その写真は私もブログに使ったからお手つきや。

雨。でも何か視界がやたらにクリアー。
目のわるい私にも遠くまでくっきりの適湿なのだろうかとか
なんとか
 
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うどん食べる。
 
散歩に出かけた
写真:2011年12月22日