2012年6月19日

世界を新しくしておくれよ!
知らなかった歌を、好きにならせておくれよ!
ゴハンを美味しくさせておくれよ!
深呼吸の意味を変えておくれよ!
嘘の悲しさを教えてくれよ!
 
 
たとえそれが終わっても、きっと何かを残しておくれ。
 
 

2011年8月 7日 「まくらことば」
 
影響力。だれかの。
私は全くもってまっすぐじゃないし 全くもって力を及ばせる気も ない奴なのだなあ、と思った。
なんとなく。
でも、それって誰かと比べないとわからないことだし、
つまり誰かと比べればそうっていうだけのことであると考えると
何がまっすぐなんて存在しないし、
でも、そう思うと、もう いらんない気がして。
 
結局 俗のなかにしか生きていられないし、
正論なんて何の力も持たない。
何を感じて、どうしたいか なんて、
誰に何を言われようが、ぶれ続けるものだし、
おのれを動かしていくうち、変わり続けることなんだろう。
 
夜が明けていくのをずっと見ているつもりだったけれど、
まぶたが重たくて
立ち上がれなかった。
 
ぺらっぺらの外見(そとみ)だけここに残して、
中身だけがしゅるっと どこかへ行ってしまうような。
キョーレツな望みがあるのに そこへは 行けないような。
 
願いって 叶わなかったらダメなのかなあ
 
ありがとう、って残酷な言葉だ。
最大級の無関心と、無関係。
ときに ただの終了符でしかない。
 
それだけのことを。
過ちも、幸福も、差別も、反省も、
どんな前例があったって、
人間はただ 繰り返していくのだろう。
 
そこに喜びも悲しみも、本当はない
個人的な感情なんて どこかへ紛れてしまうから。
すごく残酷だけど、あたりまえのこと。
けれど、それがどんなに大切なことか。
 
ただ前と違うのは、
何度繰り返したか、っていう過去を、
確かに私は、私の中に持っている ということ。