見送りましょうか 峠の茶屋まで
人目がなければ あなたのへやまで
昼をだいぶまわってから出かける。
一回、借りた浴衣を着てみたけど 八尾の町を存分に歩くことを思うと、
浴衣よりも普段着のほうが動きやすうてええわ という判断にいたり
けっきょく着替えて洋服でむかう。
それはのちのち正解だった。まちなかを走り回ったときがあったし、
またも途中で雨だったし、濡れた歩道に座ってなにか食べたりしたもので。
汚さなくてよかった思う
夕暮れをむかえる、でなくて
夕暮れを迎えにいく、というような。
みんな待ち望んでいる
そこええ席なあ
しかし雨になってきて 昨日に引き続き、今日も町流し(街並みのなかを練り歩きながら踊るんだよ)は待ち時間に突入。
ひかり遊びをはじめる私
雨がつよくなる
川沿いを まわりみちをして歩いた
まわりみちをせざるを得ない状態だっただけだけど
人間のいとなみは美しー
ぼくは、それが輝く瞬間をもっとみたい。もっともっとみたい。
やはりあれすなあ 22時ぐらいからいっぱいおわらが ながれて くる。
唄にかぎらず、踊りもふくめたおわらのことを何と呼べばいいかずっと考えていたのだけども、
ながれてくる、という言葉が自分なりにとてもしっくりきた。
語弊をうむぽいけれども
たまてん(やわらかいお菓子。卵白のお菓子だったかな、富山名物らしいですよ)屋さんのおじちゃんも言っていたのだけど、「この時間ぐらいからが 観光客さんたちもみんな帰り始めて、ぼくらも酒のんで、公民館あつまったりして、好き勝手に本来の祭りをやるんですわー」と。
そういう雰囲気をとてもかんじたな たしかに
鏡町。
八尾のなかでも、町ごとにチームが分かれている感じで、踊りの特色も異なるのですが、
ここ鏡町の踊りは、まさにエンターテイメント、といったかんじ。
見せるためのおわら。
写真で見たことがあった場所に自分が立っている不思議を感じた
やっぱり男と女が別々じゃなくって、ペアになって踊っているのがいい!すごくいい!
私の一番のお気に入りのおわらのポーズがあるのだけれど、
駅のポスターでいうとこれ
で、この二日間で、たった一枚だけ撮れた。
三千世界の 松の木ア 枯れても
あんたと添わなきゃ 娑婆へ出た甲斐がない!
えがったー
ほんとうは終電なんて乗りたくなかったけど乗って帰ったー
えああー
おわら風の盆は、9/1〜3日までの三日間あるのだけれど、
私が今年行ったのは、ここまでの2日間。
明日は富山の別のスポット観光にいくよていになったんだな
しかし、、これは、、三日間ぜんぶ行ってもきっと飽きなかっただろうなー
もっといっぱい見たい なかなか流れてくるおわらに出会えなかったりするのでそれがまたええのだろうなあ、私には。