なつかしいなつらしい

電波ないじゃん?
それがなに。

松屋町。
交差点、こわいことが起きたあの朝を 思い出す。
走って逃げた。
誰も追いかけてくるわけじゃないけど。

つらいことは大丈夫。
大丈夫。つらいけど、たまに、だから。
わるいこと、もういない、から。

何度も何度も歩いた自分のことを思い出す。
こわいこと、もうないよ。

歩いたぶん、何もなかったわけじゃない。

後悔や 四季や あと流星の

くらげのように、生きるといったね?
2011年からずっと。
それをやめることにしたんだよ。
2012年のなつ。

きみは、どう変わったのだろー。
わたしは どう変わったのだろー。

それはよかったのだろーか。
それで、よかったのだろーか。

すじをたつ すうじでわかつ

御堂筋まで出る。とても なつかしい。
御堂筋をあるく、とてもとても、なつかしい。

低い太鼓の音が響いてくる。
音のするほう寄ってみると、神社で、祭りの練習みたい。
邪魔にならぬよー
そうっと立ち去る
砂利道

いつか出会った風景へ繰り出す。
いつか通ったみちのりを、
たどっても、
同じとこへはかえれない。

行ったことのない場所を歩いた。
いくつも川を渡った。
いろんな場所へ行った。
選択肢をひとつひとつ、つぶすみたいに。
退路を消しゴムで けずってゆくみたいに。

この大きな、大量のものが何んでも集まる 都会のまちに、
どんだけ望んでも見つかんないものを、
僕はさがしてた。

僕はもう駄目かもしれない。
そろそろ、飽きてしまう。

それでも君が、
それでもあなたが、生きていりゃあ、
大丈夫。
この世界は、大丈夫。

大丈夫。
もう少し、もう少しだけ、
頑張るよ。

水中も陸もくるしいよ

動けない
寝てもねても疲れがとれない
ちからが入らない
してきたことの無意味さ
無力さ

やっぱどんなに頑張ってても、苦しいものは苦しいんだよね。
そんでそれは自分が弱いっていうことなんだろうなあ、と思う。

ずっと息がしづらかった、
今も、なんだか水中にいるようだよ。

死んでないうち、生きた魚の目でたいたい。
まばたきもしないで
ずっと目えさまして ピントあわして、見つめてたいたい。

きみに会いたいたい。

だれのはなしか

頭んなか 思考のうみをぜんぶ塗りつぶして横切る
まっしろい、鯨

うつくしー人をみていると、
あー自分なんかは別にいらんな、いなくていいな。と、
わりと本気で思うもので、
でもまあ現に生きてしもうてるわけだから
後付けの生きる理由をずっと探してひっつけて、むりくりやってる、るような
そんな気がしているよ。
最近その感覚が本当にひどいんだ。

ずっと、高いところにぶらさがってる気がするよ。

耐えて、耐えて、
無理だったら、 いいやって。
手をはなしちゃえばいいやって。
そう思って、力、出してきて。

好きなものを、好きでいたい。
ずっとずっと、いたい。

うはぁ

今日はーとてもーうはぁーだったー
うはぁー

とてもへんだったな。
えらいなあと思うた。
もぢもぢした、私だけやけど

ずっと、高いところにぶら下がって、いられたらいいね?
それは どうしてなんだっけか。
これは だれのはなしなんだっけか。

テクテク

パソコンがお亡くなりモードになって起動せんくなったため、
色々とアドバイスもろうて 色々と試したのち、
パソコン屋さんにいったー。

データを取り出せるやつだけ買うて、買い換えるならーというのもおおよそ聞いて、たかー!となって、
のちの、ぷらぷら七夕歩き。
途中でへんな神社に寄って、カップルと家族連れまみれの中、お願いごとをしてきた。

中之島公園。
天満橋の八軒家浜から、すごかとでした。
しかしこの浮かんでる青いボール、みたことあるー。京の七夕よ。

たんざく吊るした。
かないますよう。
かなえますよう。
 

愛なき時代に生まれたわけじゃない
キミに会いたい キミに会いたい
愛なき時代に生まれたわけじゃない
強くなりたい やさしくなりたい。

 

言えることは何にもないけど
あなたの悲しみになりたい
どうでもよくなくなくないことは、
ほとんどないでしょ、そうでしょう。

 

正直全てがわからなくなるよ
励ましなんかじゃ埋められないもの
曖昧なものは曖昧なままで、
大切なものは、やっぱそのままで。

 
テクテク。

朝がきて

とても遠くまで歩いていった。
まっくらで 誰もいないみちを、声つかいきって歌った、叫んだ。

流れる水の音に、吸い込まれていった。

見たことのある懐かしい風景に出て、
しめった空気が私を誘って

たくさん泣いたけれど、別にだれにも見せないけれど、
でも一人じゃそんな泣けなかったから、君はすごいなあって、思うんだ。

賀茂川で朝をむかえた ソーワイルド。
寝やすすぎた気候

わたしには わたしなりに
大事にしてるものがあるんです。

それを大事にして、生きてくだけです。

私に関わってくれる人がいる。
大事な言葉をたくさんもらった。
おいしいものを一緒に食べた。
何も話さなくても、一緒にねむったり。一緒にいてくれた。

いつも思うことがある。
こんなで、ごめんね。

ほんでも、ありがとう。

ありがとー。

どうして歩いているのか

だーれもいない
暗くてあさい川。

さいごの60秒未満を
集中して しずかに待った。

何にも期待せぬように
こころをころして
こころをころして。

そしたら、
思わぬことがおきて、

あー また 救われてしまったんだな。

震えないように 気づかないように 向き合わないように
きっぱり、してた ふたが
ゆるんで、
一気に輪郭をもって、あふれてしまった。

大泣きしながら歩いた。
情けなくて、情けなくて。
でもうれしくて、うれしくて、
泣いて、笑って、泣いて、歩いた。

たよってごめんね。

あふれた感情が言葉になった、

美しくもなくて、
かけるのは迷惑ばかりで、
邪魔になるばかりで、
なんかの役にも立てなくて、
面白くもなくて、
優しくもなくて、
あげられるものもなくて、
べつに信念もなくて、
生きる理由がなくて、
得たものも、なくして、
ぜんぶなくなって、
なにもなくって、

ふたをしてたものが溢れた、気づいた。
ごめんなさい。
ごめんなさい。

それでもあなたが、隣を歩いてくれたんだ。
生きろと、
いうてくれてる気がしたんだ。

なあ、きみがいたから、
生きてたよ。

水彩ド風景

今日は足首だけ出す程度の素足露出でおりますが
じぶん蚊にくわれすぎわろうた
足首まっかー!

次はどこへいこーか。
残してる、選択肢ぜんぶやれ、ぜんぶつぶせ。

生きること、それだけで事件だよ。
生きることは さわぎだよ。

ひとに選択肢なんてない
生きるということは生まれた以上べつに誰の為にでもない。
誰も選んで生まれてない
自分いがいの他者によってはじまり、
自分以外のなにかによって終わらせられる。

デイパス

ほんとはちゃんと
怒ったり、笑ったりしたいよ。

時間があれば歩いていけるけど
時間がなければ、電車などに乗らなければならない。

ここ最近ずっと、聴きたいおと 好きなおと しか聴けない気がする。
すこしでも失ってしまったら、もう だめなような。
新しいものを探しにいけてない。
いま、ちょっと、うごかれない。
ような。

新しいものが入ってこない。
ひとがせっかく、私に話してくれている知らないことを、
聴いてるくせに、質問して聞き返したりもするくせに、頭の中に全然残ってない。
つまらないやつだなあ、わたし。

デイパス がうかぶのを、
ずっと見ないように、目をあわせんように、振りほどいてきた数週間。
のがれるように 向かい合わないでいられるように 別の曲で、あたまうめて忘れてた。
今日、それがもう無視できんくらいにひびくから、
ゆがんだギターがひびくから。

そしたらもう、ほかの曲が聴けなくなった。
ずっと一曲だけ流しながら、

ほんとうは、生きたいよ。

大学1年生、この曲に出会ったとき、
わたしは、やっと自分を見つけた気がした。

その時から今まで、わたしの根本の、一番の曲は、デイパス以外にはならなかった。
Syrup16gを聴くたび、わたしは私を、その中に見つけれた。

暗い、ってひとは言うけど、かれらの曲にそういう感想を持てるやつはそれはそれで幸せなんだろうなーと思う。
暗くない。ただのリアル。そんで、ちゃんと聴こえてくる。「ほんとうは生きたい」ってメッセージ。
わたしには聴こえる、ような、気がするんだ。
 

腐り切ったような思考の果て
歌になんない日々はそれはそれでOK
 
君は死んだほうがいい
外の世界はどんな風?
後悔や 四季や あと流星の
キラめく世界

 
通るみちはかなしーけれど、
あの頃よりずっとか ましなんじゃないかな?
しかもお慣れになったでしょう?
わらかすなあ 恥ずかしいよ。

三年前、ここに立ってた。
あの時のわたしには、仕事もなかった。なにもなく、…なにもなかった。
もう、なーんも考えたくなくって、でも考えてしまって、ぐるぐるぐるぐる、辛いから、
考えるちからを全部使い果たすために、呆然と歩いてた。ずっと歩いてた。
行き先決めずに、気の向いたほうへいった。
日中から夜まで、くたびれはてるまで。

おまえには二本のあしがついてんだろ、って友達はいうたんだ。

わたしがまだ京都に住んでいたころ。
緑橋がまだ、全く知らない初めての街だったころ。
今でも覚えてるあの日の景色と、時間と、空気と、感情がある。

なーんにもなかった。

でも、何も持ってなかったわけじゃなかったな。

自分の目をにごらせてるのは自分やな?
あなたがたのくれた言葉、
ぜんぶじゃないけど、きっとけっこう、思い出してる。
おぼえてるよ。

それも思い出せないくらいにあたまわるうしたら、そんときにしぬやろうな。

どいつもこいつも、笑ったときは素敵な映像になる。
案外近くにある、ほんとうの幸せを遠ざけてんのは自分じゃないのかって

あすみ、笑って!
なんでもいいから!

転んだら起こします!
泥んこなったらぬぐいます!

傷口をぎゅうぎゅう指でおさえて
その痛みで生きてるって実感することもある
不健康かもしれないけど。

うん。
走ったり、あるいたりしてる間は、自分が生きてるような気がするんだよ。

きみの命はなにでできている?
きみの思想は、憲法で守られていなくったって、いつだって、自由だろ。

きみの歌

自分はなんてポンコツ野郎なのかしら、と思った。
調子が悪い。楽しいのに。みんな優しいのに。

約束をくれた。
電車に乗って帰る。

明日美ちゃん、と呼ばれた。

なにもない くだらない しょうもない 私のいのちに、
一人で歩くはずの道のなかに、君がいて、隣を歩いてくれた。
一緒にうたう、うたをくれた。

一人でいるときも、歩く私のみちに、いつも、きみの歌があった。
それだけでいつも、生きてこれた、
そんな気がするんだよ。

きみを好きでいようと思った。
何ができるかわからないけれど、
きみを好きでいようと、思った。
あの日々の終わりに、そう決めた。

かわりたい
かかわりたい