くもり

私がどれだけあなたを好きだったかなんて
私のことをもしちゃんと見てくれてるときがあれば、それについてはわかるだろうし
私がどれだけあなたを好きだったかなんて
私が死んだらわかるものだろう。

灰色の曇り空みあげて
私はいっつも、みあげて、
そして今日は、
言いたいことがもうなくなってしまったなあ、って
思いました。

こんなに周りの誰かをうらやんだのは初めてだ。
こんなに自分以外の誰かのことで、悔しいと思ったのも。

誰にも認めてもらえなくても好きでやりたいって気持ちでやることだけをやりたいと、ずっと思ってやってきたけど、
誰かに認めてもらえなきゃ、なかなか、つづけらんないねえ。
今の私の世界には、もう、「他人」というものが確かに、いるのだ。

それは君がくれたものでもあり、
私に確かに関わってくれた人たち、一人一人の、すこしずつが影響してここまで染み付いたものだと思う。

そのうえで、
もう、言いたいことは、なくなってしまいました。