2012年6月23日

お父さんの誕生日。
 
お母さんとお父さんが京都にやってきて、一緒に遊んだ。
 
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川床というものに初めて行った。
自分が座ってる座敷の下を川がさらさら流れていて、屋根があって、日陰やし、
すごく涼しくて、むしろちょっと肌寒いくらいやった。
 
天気は晴れすぎず 崩れず とてもよい日。
ぜっこうのお散歩日和だったのだ。
お父さん誕生日おめでとうー。
 
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こんなやったー
 
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おとーさんとおかーさん。
にやにや
 
 
私の見た目はねエ、二人のあいのこです。
 
ところで私には純粋すぎるかわいい弟がいるんですが
彼のとてつもない純粋エピソードが最近うまれたのです。
それを聞いてもう大爆笑しました。
今度腹をわって 姉弟 はなさねばなりません。
うはは
 
 
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こんなもあったぞー!
 
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なんて人工的な空間なんだ。
でもそれをきれいだとおもう。
 
街のずらっと並んだネオンも パイプだらけの工場も。
 
 
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ありこんさん来たー
 
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なんと真赤なテーブルかあなたは。
 
 
 
晩御飯おわったあたりから、なんだか色々とうまく話せなくなっちゃって、
うまく 二人が楽しいようなこともできんくって、
あうあうあ ってなったんだー。
 
後から思えば三人とも疲れていただけなんだけど!私はものすごい睡眠不足だったし。
でもなんかそれも、噛み合わないかんじで、言葉少なくなってしまって
楽しくないのかなあ どうしよう あうあうあ   ってなった。
 
二人をホテルまで送っていって(なんか不思議な気分だ)、
お父さんはすぐ寝るーってかんじで部屋に入ってって、
お母さんが「危ないからー」って一階まで送りにきて(笑 いつまでたっても過保護だなあ)、
すぐ帰りなさいよ 帰ったら電話しなさいよ、って言われて。
 
でも私はなんか、そのままかえられへんかった。
 
なんでうまいことできないんだろう、他人の喜ぶことができんのやろう、って
それが家族ですらかみあわないのだから
あわないのだから
あうあうあ…
 
それがとても悲しくって
人ごみと目をあわせるのが怖くって
でも下むくのは嫌だから わざと空をにらみつけたりなんかして、
気づいたら鴨川までたどり着いてて、
 
そしたらね!
 
鴨川でほら貝ふいてる人がいたの!な!
 
そして、川辺にすわってたたずむ人、手をつないで歩くカップル。
 
そんで何より、水辺にうつる、オレンジのあかり。街のあかり。
それらがぜんぶ、とてもとても綺麗で、綺麗で、
私はあふれてしまって、 座って、 しばらく泣いた。
 
泣いたら、すっきりした。
 
すっきりしたら、お母さんとお父さんとこの景色が見れたらいいのに、と思った。
心から思った。
そうしたら、すごくシンプルなことがわかった。
 
私は、お父さんとお母さんと、一緒にいたいだけなのだ。
そしてそれを、お父さんとお母さんにもわかってもらいたいのだ。
おいしいご飯とか楽しい観光地とかそんなん、
あなたたちと過ごすにあたって別にどーだっていいのだ。
 
それより、あなたたちにこのほら貝の音をきいてもらいたいのだ。
ほらほら!
そして、どうでもいい返事を返してほしいのだ。
 
私はいつも考えすぎる。
でも考えすぎずにいることがとてもむずかしいから考えてしまうみたいね。
 
離れているから、なんかきっと、家族なのに気をつかいすぎてしまったのかなって。
 
でも家族なんだから、わがままちょっとぐらい、いいのだ。
 
ほんで開き直って お母さんに電話した。
お母さんは「あんた何してんの!はよ帰りなさいよ!休みやしな、都会は怖いおっさんにさらわれるで!」
って、いつものお決まりのせりふを言うた。
 
 
もうお父さん寝ちゃったらしく、その景色は見れなかったけれど、
歌いながら 笑いながら まっすぐ、帰った。
 
 
このひとたちの愛が、わたしを生かしている。
そんなせりふを心から言うようなまっすぐさが、私にもあるとは思っていない。
 
でもシンプルに、
すごくもめても、ムカついても、しんどくても、合うところなんて全然なくっても、話すことなくっても、
わたしは 一緒に いたい。
 
家族にかぎらず、私にとっての「好き」って、それだけのことだ。
 
 
 

2011年8月11日 「しあわせ」
 
かなしいことを かなしいと言えるしあわせ。
 
うれしい を 言わなくても伝わっているしあわせ。
 
新しいことが始まっている。
この長い時間の中で、私はきっと久しぶりにそれを感じている。

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