『枯々問答子(かれかれもんどうじ)』
「同じようにねエ…例えばそうだな、絵描き歌の最後のね、『あーっという間に』、ってあるでしょう」
「ええ」
「あれが嫌いでね」
「……いつも、そのようなことばかりお考えになって生きてるのですか」
「多分」
「疲れないですか」
「疲れてるんでしょうね」
2012年2月26日 「こころが折れる音」
みんな私に「あなたはそのままいったらいいんじゃない?」って言うけど、
それはどういう意味なのかな
ずっと考えてる。
わかったところで 自分には自分の思うことしかできないから いいねんけどね。
いいねんけど…
本当かなー
なんかわからないけれどつらい、
何も考えてないのに目から涙が出てあふれる
っていう時間が 波のようにやってきて
そのたびに、溺れないように ただよう板っきれ探して しがみついてる
助けなんかこない
来られても困る
だって私はあなたにあげられるものを持ってない
繰り返して朝がくる
くるんだから、
待てばいいのにね、
どうしても今、 …いま、って。
他人なんかどうでもいい
恥も外聞もきみの気持ちですら関係ない
それ全部ひっつめたうえでの どうしたいか、は、
誰にもことわりなんかいらないだろう。