たくぜい

なんだか贅沢づくしな日々でござる、
連日カレーを食べている。自分で作ったものだけでなく外へも食べに行く。
絶対ふとるー!
 
ゆっくりでいいけど はっきりがいい ゆっくりでいいけど 確実がいい、
 
もうれつにストレイテナーが見たいけどラッシュボール6500えんかあ。。
 
パレードしたいし きみといたいし げらげらしてたいわ。
ランナーがはしりつづけるためのように、努力って ひつよう。
 
知らないところへいこうと思う。
そのあとまた、きみのもとへ、かえってこよーと思う。
 
自分をいつわるのは、やめた。
他人をいつわるのも、やめた。
当たり前を当たり前とするのも、やめた。
見返りを求めることも、やめた。
理想をあきらめることも、やめた。
 
そうやってやってきて、こんにち、
欲しいと思うことを、諦めることを、やめたいと思う。
 
 
まえより全然息くるしくないわーと思って
走り出した耳のなかは、バンドの練習音源、ぜんぶシャッフルでいった。
 
ほんとに走り続けて、全然息が苦しくならなくって、
まだいける、まだいける、
そう、考えるのもやめたころ、
苦しくないな、もしやもー死んでるのかもしれない、とかそんなことを
 
淀川河川敷へひといきに着いてしまったとき、hiyokoのデモCDの音源がながれて、
くそう、てなった。
 
でも、笑けたのだ。心からわらけた。
くそうー!ちっきしょー!
そんなぐあいだ。
 
気づいたら体は都島あたりについていたのだけれど、
小雨が降ってきていて、少しちべたい。
 
ふらりと近くのお風呂やへいって、
なんだか飲みたくなってフルーツ牛乳をのんで、
もう閉店時間まぎわだったので待合の電気が消えていたのだけど、
番頭のおばちゃんが、くらい?つけよっか?もう閉店だから、入ってくるひといないように消してんねんけどね、て話しかけてくれて、大丈夫ですよと、少したわいないお話した。
 
つづきを、
つづきを。
ぼくは、みたいだけ。
 
 
「どこか遠くまで、
 君をのせて、
 つづきを見にゆこう。
 明日も放っておいて、」
 
ああ、なんだ、足はちゃんと疲れとるじゃないか。
なんだかほっとした。歩いて風にあたってかえろう。
まっすぐ帰らない。ぼくは気の向くままの遠回りがすきだ。
ふらーと歩いてふわーと見覚えのある景色まできた、
 
あの日は、アイスクリームを買って食べながら帰ったから、
夏だったんじゃないかな。
 
そんな、記憶が、あたりまえのぜいたくだ。
目をとじて、かぜの音をきいた。
だいじょうぶ。まだはしれるよ。
君がいてくれたから。
もう少し、さきへいってみよう。
もう少しさきを、みにゆこう。