顔面が終わってる~♪
畜生のそれだね~♪
にやにやしてるのは
春のせいかそれとも、
相変わらずくしゃみがおっさんで
あくびは畜生のそれだ
でも、そんでいー
おまえ自身がおまえ自身にも誰にもうそをつかずにそこへ立って胸を張ってさえいれば、
そこはいつでもきよみずの、
すこしおどれる 五畳舞台さ、
携帯電話に入ってる最新型のカレンダーで十年後の日々をくってみた、
誰かの誕生日は誰かの誕生日のままだったし誰かの命日は誰かの命日のままだった。
祭りも、誕生日も、記念日も、命日も、
ああ、つづけよう、
僕はずっとずっと、続けよう。
朽ちるまで、つづけよう。
あなたたちと、優しいおんがく が、
そばにいてくれるあいだは。
・・・
2012/12/08 Vinyl Words
あなたの言葉 とどかない
まるで ヴィニール
つるつるの やわ
私に言える 返事なら ば
「愛しているわ」
それだけ な
の。
Aoki Takamasa + Tujiko Noriko – Vinyl Words
耳をふさいだ。
あのひとを 好きで いたかったから。
私にむけられた眼差しを、どうしても本当だと 思いたかったから。
矛盾したすべての 嘘と 言葉と 現実が
私を引っ掻いて
思い出なんか 全部 ぐずぐずになった。
溶けきることもできない 燃えかすにもなれない、
3年間引っ掻かれつづけたヴィニール、
野ざらしの なにか。
染み付いた このろくでなしが
どこか流れていってくれるまで、
私はぶり返す重みに 耐え続けるのか。
それでも、鎖を、みずから断った。
望みをこめていた、あの日の自分と、
一年間かけて、決別した。
それは、あなたたちと、優しいおんがく が、
そばにいてくれた から。
もーすぐこの家と、おわかれ。