不幸や、苦悩や、嫉妬や、葛藤、人間の心の動きが生み出す痛みが、
人間らしくて素晴らしいだなんて言えてる間は、
それらの痛みが自分にとって蚊帳の外の出来事でしかないってことなんだろう。
全部かえってくる。
言ってきたことやってきたこと 嘘じゃない、でも、
心の中に誰も入れてあげられないのは、私だ。
弱いやつ見てあんた人間だなーって、どこまでも見物人根性で、他人事で、
欲しい物だけ欲しいときに欲しいって思ってる、自分勝手なやつは、私だ。
それに気がついた先日、三月二十日の夜明け前。
人のくれた優しさが、自分の胸をえぐって爆発した、三月二十二日の明け方。
いつも通りやって来た太陽が、嫌いで仕方なくなった今日、三月二十五日の朝。
気が狂いそうだった。
思えば私の人生は、
物心ついた頃から、嫉妬に始まり、独占欲の塊を抱え、
愛情に飢えて、飢えて、飢えて、
だれを傷つけても、どんだけ奪っても足りなくて、
得られないことへの憎しみ、近づけないことへの悲しみで、
愛されたくて嫌われたくないから 笑ってても、いつでも、いつでも、隅っこで、
気が狂いそうだったよ。
与えられても気付けないものに
与える次のチャンスはもう、無い
逃げ道はただ次の生き延ばし
こぼれ落ちてる明日がもう過去
(星と温度/なさげ(仮))
人間がうらやましいんです。
って書けばまだいいけど、
要するに嫉妬で胸が 焼けている。
あの娘が外道の生まれなら、
私のこの業は、何の生まれと表現できるものなのでしょう。
ただ、こうやって書いてることすら本当に自分の中に自分しかいないってことの象徴