い…いでんかくりつ

本日から消費税率引き上げということで
私は半月前ぐらいまで何%にあがるか知らなかったんですが(8か10くらいのとこで話が止まってた)

きのう皮膚科の待ち時間でテレビがついてるので見てて(こういう待ち時間でのテレビというのはすごくいいと思う、ダラダラ見ないわけだし)、
税率引き上げ直前で家電屋とか車屋に人が殺到!みたいなんやってて、
まあ私はなんだ、みんな結局お金あるんやなーとか思ったけども

車買う人が「いやー何とか間に合わせてくれて本当助かりましたー!」って言ってたけど
あと家電20万ぐらい買って6000円とか7000円くらい違うからどうのこうの言ってたけど、
なんかへんな感覚だ、、
どうせ上がっちゃうから買っちゃおうって
すごい短絡的で、娯楽的な発想だなーと

税率5%のときになんで家電を買い換えなかったか?
という自問はそこで生まれないのか。

まあでもこういうことできる人ってお金があるから、かなーと思うけど。娯楽的になるのはしょうがないか。

というかみんな、「必要だから買う」という消費の仕方ではない、ということなんだなと気づいて
ものすごく衝撃である
(まあ私もそうなんだと思うけど、その度合い、格差ってすごいなってゆう)

だいたい全てのものにかかってくる日本の消費税制度の、3%ぶんの引き上げというのは、
日々の積み重ねの中で、積み重ねるとかなり大きな支出になってくるのであって、
税率が変わる前と後でたかだか7000円だかそのくらいの税額(いや、私にとっては大金すけど)の「今のうちにお得になる金額」のために、そもそも20万の支出がポンと出せる、わけですよね。「これまで買わなくてもやってこれた」もののために。。

そんな巨額の消費が出せる身分にしか、この「今買うのがチャンス!」ていうコピーは現実的に意味がない。
それは私にとってはちょー富裕層向けの発想なんですけど、
政治の打ち出し方か、メディアの報じ方か、資本主義経済の売り出し文句か、人々はそれがふつうやと思ってますよね。自分も早く買わなきゃすごくそんしちゃう!まとめ買いだわ!って。

実際計算してみたりして、20万のものを買う予定がおありだったなら「少し早める」のはいいかもしれんけど。

なんか違うんだよなあ。。テレビみてて、広告みてて、伝わってくるもの、違うんだよなあ。。

私はカナダに二週間だけ行って(留学と言えるようなもんじゃあ全然なかったあれです)、いいじゃんって思ったのは、
スーパーマーケットとかでも、消費税のかけ方が、「加工のされ度合い」で違うんですよね。

つまり、トマトやにんじん、「加工前の生鮮食品」は税率が低い。
逆に、お惣菜、またはレストランで出される「調理済みの料理」は税率が高い。

家計が苦しかったら贅沢はひかえよ、
逆に贅沢をできるような家計からは多く税をとれ。
私がこの制度から受け取るメッセージはそういうことで、日本はなぜそれをやらないんだろー、とまで浅はかに思ってますけどね。
金持ちの権力とかつええだろうしなー日本!
根回しとか特にすごそうだし
組織の支配感はえげついだろうなー
(なんていうのはだいたい偏見、イメージですが、実際そういう制度にできないのは、そういうことじゃないかなって思ってます)

ともかく、まあ大きめのお金、20万ぐらいポンと出せるくらいの富裕層には別段平気かもしれませんが、
ぎゃくに、お金がそんなに無い層以下に、けして娯楽的ではない「生活」だけの費用に、じわじわ重なると多額になり、効いてくるのが、消費税、やと思います。

格差を見せつけてくる社会、というのが
私がものすごく共感した犯罪者の陳述にありましたように、
これだけオープンに、メイジャーに、国を挙げて、
はじまってます。
これからそれは拡がっていくことはあれ、狭まることはない溝です。

無敵の人をどうするか?
誰も責任なんてとらないことは目に見えているからね、私も投票権あるから責任あるんだけどね、とらないだろうし、これだけ他人事なんだもの。。

誰かを蹴落としてでものし上がってみせろ、でなくば自決せよ。
私がこの制度を通じ、国やメディアから受け取るメッセージはそんな感じです。

短絡的で幼稚で浅はかで結構、
お粗末様でした。

・・・

2012年11月17日
この頃そうとう生活がまいってきている。
でもまいってる場合でない。
でも、、
うーん。

・・・ 

髪の毛を切った。
色々なものを捨てていくみたいに、
ういや、
そんなつもりはないけれどね、
深草は 雨だった気がする。

・・・

あまり寝れてない
ものすごく体調が悪い
朝から晩まで使って色々やるべきことを済ませた。
もう、寝なきゃなあ。

・・・ 

髪の毛を切った。

誓いと引き換えに、
全て 削り落としていくみたいに。
綱渡りの綱を落としたい。
もう 終わってもいいのか。
なにをおれは耐え続けているんだ。

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