おわりのはじまり

いま、なに考えてるの?
どうして急にそっぽを向いたの?
誰が好きで、なにが一番やりたくて、私をどうしたいの?
 
全部都合のいいふうには、なれないよ。
じょうずに甘えられたって、
親が子供にしてあげるようには、できないよ。
 
自分で決めたらいいし、決められるよ。
やりたいこと、ちゃんとわかってるよ、できるよ!
 
そうか、私も同じだね。
 
きみは私の鏡。合わせて一枚の写し絵だった。
 
離れたって、あの日々、私たちが一緒にやってきたことが、ぜんぶ無駄だったなんて思わない。
 
うん、楽しかった!
すっごい、楽しかったよね!!
 
だから、一緒にいられて、
よかったんだよ。
 

君の好きな「おとぎ話」
決して色あせはしないだろう
流れ星に願う事は 僕と君の世界の事
 
(おとぎ話「SMILE」より)

 
ありがとうござまいるす。

あめ あめ

久しぶりに雨。にびいろ、の一言では言い表せない何かをいっぱいに含んだ空の色。
街あかりが、一面にひろがった雲に投射されているようで せつなくて。
 
ヒールはいた女性にすんなりと追い越される私の歩くスピード。
あるてぃめっとレイザー聴いてる
 
なにをそんなに
 
雨、って、ただ単に鬱陶しいとか、テンション下がるとかそういう観点からではなく、
雨、
をただ感じようとすればするほど、ふしぎで、すごくて、感動する。
つよくて、たくましい自然の力に、ただ平伏するだけ。
人間の力でもまだコントロールなんてできやしないんだ。
ちゃちい傘で自分ひとり守るだけでせいいっぱいだぜ。
傘のない日は ちょうどいいって言い訳して、雨にうたれる 背いっぱい。
 
額をつたう雫が体温をうばって、皮膚感覚を通して、私が生きているって教えてくれる
 
美しくて、憂うつ。
あの人みたいで
 
また私を切なくさせた